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アイドルジョッキーの歩む道は
官能リレー小説 - スポーツ

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アイドルジョッキーの歩む道は 78

紗英の結婚というおめでたいムードを引き継ぐように、黒崎厩舎の勢いは止まらない。
NHKマイルCに出走したジェイマリーナは直線馬群を捌いて3着。
ゴール前は5、6頭横一線という大激戦で、胸を張れる健闘ぶり。

碧自身も地元リーディングのトップを快走。
いよいよオークス、日本ダービーという大一番を迎える。

まずはオークス前の地元温泉オークス。
三冠のかかるブラックドラコンは楽勝で三冠制覇。
無事にまわってこれれば勝てると言われた前評判通り楽勝であった。

その晩の副賞の温泉宿宿泊券で泊まった龍也と碧。
家族風呂で龍也が碧を貫きながら問う。

「オークスで奴との対戦、いけるか?」
「・・・うん」

温泉の温かさと肉棒からの快楽に蕩けながら碧は頷く。
敵は龍也が奴と呼ぶ野川だけでない。
有力馬には諸澄兄妹、沢木学等実力派騎手が揃っている。

「男の乗り方も上手くなったけど」

碧が龍也の上で腰を動かしながら甘く言う。
碧の母や双子の妹なんかは男漁りが酷いと思っていたが、こうやって男を知るとそれも仕方ないかと思えてきていた。

「馬に乗るのも上手くなってるからね」
「ああ、素人目線でも碧は上手くなってると思うぜ」

ある意味、互いに利用し合う立場だった碧と龍也だが、互いに情は深くなっている。

「龍也さんのおかげです」

龍也の首に両手を回し、顔を近づけ耳元で囁く。
そんな碧に、龍也は唇に軽くキスし応える。

「今までたくさんの女とセックスしてきたけど、碧がナンバーワンだな」
「ホントに?」
「俺が嘘ついてるとでも言う?」
「だって龍也さんってわかんない……んんっ、あっっ」


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