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アイドルジョッキーの歩む道は
官能リレー小説 - スポーツ

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アイドルジョッキーの歩む道は 11

動物と普段から触れ合っている生活をしていると、動物の生理現象や交尾を目にする事は当たり前の事でもある。
それを幼少から当たり前に見ていると、性に対するハードルは下がる。
真奈美は彼氏がいた時期もあったし、すぐに肉体関係になる事に抵抗も無かった。
妹の亜沙美も彼氏がいて肉体関係もあったし、紗英や美波も男性経験はある。

ただ、真奈美はビッチ疑惑のせいで彼氏に誤解されて酷い別れ方をしたり、亜沙美も競馬場廃止のあおりで別れた彼氏とも余り良い別れ方とは言えなかった。
そして紗英や美波も男運は良くなかったようだ。

つまり、彼女達はこの女だけの生活が気楽だと思うぐらいに男運が悪かった訳だ。
しかし、身体の方はそうでもないから、こうやって女同士の行為はごく当たり前になってしまった訳である。


ただ、彼女らと違い、碧は男性経験はない。
真奈美も同じだったが、激しい運動で処女膜こそなくなったものの、全く未経験である。
その分、何と言うか同性に対する想いが強すぎるようにも感じた。

同性にこうされるのを喜んでる様子は最初からあり、今も股を開かせてしまっている。

「今日・・・先生は泊まりだものね・・・」

真奈美が耳元で囁くと、碧がピクリと身体を震わせる。
眉を歪ませたその表情は嫉妬だろう。
真奈美にとってはかなり可愛らしい嫉妬の顔だ。

「先生と浅岡オーナーは『特別』な関係だものねぇ・・・」

この言葉は煽る為のわざとだが、彼女達と関わりが深いと分かる。
紗英と樹里が肉体関係も含んだ相当深い関係なんだと・・・
ただ恋人とかそんな単純ではなく、同志的な絆であろう。
こっちから見ると男同士の深い友情にも見え、入り込めない彼女の嫉妬的なものに感じてしまうかもしれない。
多分、碧からするとそうだ。

碧の実家の牧場の馬がよく黒崎厩舎に委託される事が多かったようで、碧は幼少から紗英は知っていたらしいし、紗英も父と共に牧場を巡る事もあり碧の実家に来る事もあったと言う。
それで憧れとか抱いて、騎手になって黒崎厩舎に来たと言うのも多少ある。

それ以来三年程黒崎厩舎にいるのだが、人懐っこい碧が一番好きで好きなのを隠そうとしないのは紗英なのである。
周りが微笑ましくなるぐらい仲の良い師弟関係である。
若干碧が女子高生的な憧れの先輩に恋する後輩的なポジションであり、同性からしても微笑ましいものではある。
故に嫉妬も可愛らしい。

「羨ましい・・・」

一人で浅岡邸から帰る時は、相当しょんぼりしてたのは真奈美も想像できてにやついてしまう。
言えば残れて二人に可愛がられただろうにと思うが、自分もこうやって碧を独占できるチャンスがやってきたので黙っておく。
同性として見ても碧は可愛らしいし、真奈美はもう同性同士のこんな関係の方がよくなりつつあった。

真奈美は開いていく碧の太ももを撫でる。
すると、碧の股は無防備に更に開いていく。
碧の下腹部の茂みは整えられた綺麗な形をしている。
気兼ね無い女ばかりの生活であるが、Tバックを愛用すると、整えておかないとはみ出すと言う問題で処理は怠れないと言う理由である。

真奈美はその茂みの奥へと指を這わせていく。

「あふぅ…」
碧が甘い声をあげ、身体をビクン、と跳ねさせる。
他の女の子ともこういうことをして分かったのは、碧が相当敏感である、ということ。
その姿を見るのは、たまらなく愛おしい。

指先に湿り気を感じる。
もちろんそれはお湯ではない。
真奈美はゆっくり、その先に指を沈めていく。

指一本ならすんなり入る。
処女であっても膜は無いし、真奈美達である意味散々開発してきている。

「ふふ、本当に誰でも股を開いちゃう淫乱よね・・・このまま繁殖牝馬になって、種馬の上で腰振っちゃうのかしら?」
「いやぁ・・・真奈美さんだから、いいのぉ・・・」

言葉で少し虐めるが、嫌がってるのはうわべだけだ。
こうやって可愛がられるのが碧は好きで、碧を知るとその可愛さについつい可愛がり過ぎてしまうのは真奈美だけではない。
馬上では元気一杯のアイドルだが、本当は可愛らしく感じやすい女の子なのだ。

そして、クイクイと指を動かすと、直ぐに碧は身体を痙攣させて達する。
そんな可愛らしい碧に、真奈美は微笑みながらキスしたのだった。



そして、11月。
中央競馬G3、指定交流競走『東京スポーツ杯2歳ステークス』。
地方競馬所属馬には2着以上に入ると年末のG1『ホープフルステークス』の優先出走権が与えられる。
とは言え、中央競馬所属馬にとってもG1のステップレースであるので、メンバーは2歳中長距離のトップクラスのメンバーが終結していた。

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