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サッカー部
官能リレー小説 - スポーツ

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サッカー部 9

「おはよう!」
「うん、おはよう」
新藤さんは昨晩のことがなかったかのように普通にしているようだけど、
「沙織ちゃん、さっきから落ち着きがないけどどうかしたの?」
「何でもないよ!普通だよ!」
空いてる席に3人で座りご飯を食べる。
 「真琴ちゃんは昨日の晩どうしてたの?まくら投げのときはいたよね」
 「はい、あのとき、みんな脱いで、私も裸になったんです」
 そこはもう恥じらってはいないようだった。
 「それで、いつの間にかみんな出ていって、気がついたら池田くんと二人だったんです」
 池田くん、昨日美咲相手に苦戦していた男子新入部員だ。
 
「2人で何してたの?」
「先輩たちに迷惑かけたから、場所を変えて2人でセックスの練習してました。」
「それで?」
「はい。まあ、少しはうまくなったと思います。」
ご飯を食べたあと、新藤さんと別れる。また、練習だ。
どうせ優美コーチに全部脱げと言われるけど、着替えてグラウンドに集まる。

「昨日は夕立でグラウンドがダメかと思ったら無事でした!乾きが早くて助かりました!ただ、グラウンドがダメだった場合を考えて女子バレーボール部との合同練習を約束しちゃいました。ごめんなさい!」優美コーチがあいさつした!

そう言えばグラウンドの具合によっては午前中の練習が出来ないと踏んで女子バレーボール部との合同練習を予定していたっけ…

約束を守るべく合同練習を少しだけすることに…他の競技から学ぶこともあるので1時間程度、合同練習をする。

「と言う訳で合同でランニングした後、円陣パスに挑戦します。動画投稿サイトに動画がありましたが対人パスをサッカー部がリフティングでバレーボール部がレシーブやトスで返していました。それを真似て、輪になってのパス回しをします。サッカー部はリフティングで女子バレーボール部はレシーブやトスで返してください。終わり次第、各部の通常練習に戻ります。」優美コーチから説明があった。
 「では、例によって、服を脱いで、練習開始します」

 その指示で部員たちは一斉にグラウンドの隅に急ぎ、テキパキと服を脱ぎ始める。
 「おはよう」
 「おはよう」
 昨日まくら投げのときに近くにいた女子バレー部の小金井りょうと近くになり、お互い脱ぎながら挨拶する。
 そういえば、バレー部も普段練習している場所が全然違うので裸を間近で見ない部の一つだった。昨日のまくら投げでも小金井さんの裸はちらっとしか見なかった。

 “小金井さん、意外と胸でかいなあ”
 そう考えたのも一瞬で、ランニングが始まる。

 早く走るのが目的ではなくウォーミングアップなこともあり、男女足並みをそろえてグラウンドを回っていく。
 真琴ちゃんも池田くんも昨日より堂々と走っているのにちょっとほっとする。
 
 軽く汗をかいたあと、合同円陣パスが始まる。“どちらのボールを使うんだろう?”と思っていたが、バレーボールだった。確かにバレー部員がサッカーボールでレシーブやトスをしたらかなり手に負担だろう。

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