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責められハーレム
官能リレー小説 - ハーレム

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責められハーレム 1

僕は晴夢(はれむ)カズキ

早速だが女子校に転入してしまった。
いや、正確には来年あたりから正式に共学になる予定らしく、試験的に男子生徒として僕が来たのである。

担任の真由美先生が僕を紹介してくれる。
真面目そうな人で、黒髪を後ろに結い上げているが、肉体は成熟した女性そのものであり、僕はピッチリしたスーツ姿に目を奪われていた。

「今日からこのHクラスに入るカズキ君よ、みんな色々教えてあげてね」
一気に黄色い歓声が上がる。
よろしくー、カズキくーん、などと言う声が歓声に混じって聞こえてくる。


中には、「可愛い」「食べちゃいたーい」などという声も聞こえて来る。
僕は確かに童顔で線も細いから、女の子みたいとは良く言われる。
だから、男子校ではちょっと狙われてたりなんかしてたけど、ここなら安心かな?

「じゃあ、カズキ君は御堂さんの隣の席に着いて下さいね」

「あ、はい」

 真由美先生が指差す先には、席に着いた黒髪ショートカットの女生徒の姿が。
その隣の席は真新しく、使用感がない。つまりは僕の席なんだろう。
僕は真由美先生に促されるまま、御堂さんの隣の席に着いた。

「私は御堂飛鳥。よろしくね、カズキ君」

 席に着くと、御堂さんが挨拶をしてきた。
飛鳥って言うのか……か、可愛いなぁ〜……
御堂さんは目もパッチリ大きくて、目鼻立ちも綺麗に整っている。
そして何より、その胸の大きさが目を引いた。
制服を押し上げるその膨らみに、僕は思わずドギマギした。
うーん、Gカップぐらいあるのかな?

「よ、よろしく」

 慌てて挨拶を返す僕を、御堂さんがフフッと笑う。
僕の煩悩を知ってか知らずか、その瞳はまるで、僕を見透かしているようだった。

 *

 授業が始まると、皆大人しく先生の話に聞き入っている。
男子校のガヤガヤと馬鹿やってる雰囲気とはかなり違う。何だか新鮮だ。
そりゃまあ男子は僕しか居ない訳だから、当たり前と言えば当たり前か。

「えーっと、じゃあこの問題は……カズキ君、解るかしら?」

 考え事をしていたら、先生に指名されてしまった。
えぇと、次の最小値を求めよ?
こうして……平方完成で……こうで……2、か?

「最小値は……2……です」

 頭をフル回転させるも、僕は自信なさげに答えた。

「そうよ! 正解!」

 先生は笑顔で僕を称えてくれる。周りからも羨望の眼差しが飛ぶ。
そこまで難しかった訳じゃないけどな?
ま、恥かかなくて良かった良かった。
席に着くと、御堂さんが僕の方を笑顔で見ていた。
ああ、笑顔も可愛い……

「すごいね、カズキ君。頭良いんだぁ〜」

 御堂さんに褒められた。勿論悪い気はしない。
でも僕は、余裕の表情を見せる。
男なら、可愛い女の子の前で良い格好したいのは当然だよね?

ここまでは順風満帆に思えた僕の学校生活。
でもまさか、あんな事になるとは思ってもみなかった……

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