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ハーレム中学
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム中学 58

「あはは、えーっと……それは……」
正直、俺は答えあぐねていた。確かに真琴は凛とした美少女で、何度も肌を重ねている。勿論、気に入っているから自分のハーレムに入れたわけだが、「恋人」というのは何か違う気もする。
そもそも、この力が無ければ彼女を振り向かせることなど出来なかっただろう。
それを言ってしまえば、マナも智美も京子も陽香も由佳も美友も雅恵も芹那も由加理だって振り向かせることなど出来なかっただろう。博美はこの力がなくても振り向かせたが、性行為をやるくらいの仲にはなれなかっただろう。
「ねぇ?どうなの?まさか、ダメなの!?」
ここで断ると…真琴を傷つけてしまう…。
しかし、引き受けると…付き合う可能性も出てくる…。

「いや、ダメじゃないけど、その時にならないと分からないよ。」
すると真琴は頬を膨らませた。
が…
「まあ、分かったわ。過ごせる時間があったら、過ごそうね。じゃあ、私、剣道の練習があるから、戻るけど、啓輔君はどうする?見学でもいいから、来てよ。」
まあ、真琴が剣道やってる姿が見てみたいとは思ったので、一応、俺は見学だが、剣道部に行くことにした。
剣道部に着くと、早速、真琴は練習を始めた。
剣道部は真琴を含めて8人だった。
剣道やってる真琴の姿はとてもカッコよく、美しかった。3年回、剣道をやっていた事もあって、剣道部の中では一番強かった。
2時間後・・・
剣道部が終わり、真琴は俺に話しかけた。
「ねぇ……さっき、妙な気配感じなかった?」
昼間とは打って変わって、真面目な雰囲気だ。少なくとも冗談を言っているようには思えない。
「いや、何にも感じなかったな」
だが、実際に何も感じなかったので、俺は正直に答える。真琴はちょっと思案するも、切り替えることにしたようだ。
「そっか、それなら良いのよ。あぁ、変なことと言って心配させてゴメン。安心して、何か変なことがあったらお姉さんが守ってあげる」
そう言って、俺の頭を撫でてくる真琴。こういうのも嫌いじゃなかった。
そして、その日は帰路についた。

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