PiPi's World 投稿小説

淫蕩皇帝ユウマ伝
官能リレー小説 - ハーレム

の最初へ
 0
 2
の最後へ

淫蕩皇帝ユウマ伝 2

たちまちユウマは男達に囲まれてしまう。どの男も妙に軽装で、手にはナイフを持っていた。
その姿はなんとなくテレビゲームに出てくる盗賊に似ていた。
「なんで子供がこんな所に居るんだ!」
リーダーらしき大柄な男が言う。リーダーだからといって重装備なわけではなく、装備は他の男達と大差がない。
「親分、コイツは宝を横取りしに来たのかもしれませんぜ…」
「こんな子供かが」
「そんな非力な子供がここまでこれた時点で怪しいさ、他に仲間がいるのかも」

「ちっちが・・・・うわぁ〜〜〜〜〜助けてぇぇぇえええええ〜〜〜〜〜〜」

おっかない男たちに囲まれユウマは違いますと言おうとするが、盗賊たちの怖さに怯えてうまく言えず。
後ずさって、逃げようとするが足を滑らせて思いっきり転んだ拍子で、遺跡の廊下がぶっ壊れてユウマは落っこちてしまった。

「親分、あのガキ落ちちゃいましたぜ」

「へっ間抜けなガキだぜ。まあ〜あの高さから落ちたら助からねえだろうな」

「大変だぁ〜親分、オークたちがまた攻めて来やしたぁ〜」

穴に落ちたユウマは死んだと盗賊のボスは確信すると。
子分の一人がオークの群れが襲ってきたことを盗賊のボスに伝える。

「しつけえな。よし、野郎ども!!追っ払うぞ!財宝は俺たちの物だ!!」

「「「うぉーーーーーーーーーーーー」」」

盗賊のボスと子分たちは勢いよくオークたちの元へ攻め込むが、まもなくオークの大軍に返り討ちに遭って彼らは全滅する。

そして、ユウマはというと。

「・・・・・・・・うっうぅぅぅう〜〜〜〜〜〜〜」

穴に落ちたユウマであったが、落下した場所は干し草が置いてあって死ぬことはなかった。
しかし、堕ちたショックでユウマは軽く気を失っていたのである。
それでも、柔らかい干し草のお陰でユウマは気持ちよさそうに眠っていた。

「...あら、可愛い坊や♪」

「ん...誰...?」

ユウマが声が聞こえた時に目を覚まし、その声がした方を向くと、そこにいたのは大きなとんがり帽子をつけた大人の女性だった。
更にその女性は凄まじい爆乳で、100cmは確実に超えている
肩を大胆に露出しており、深々とした谷間も見えている。

「お、お姉さんは...?」

「私?私はエルマ、坊やは?」

「ぼっ、僕はユウマ...」

「ユウマ君ね、それで..なんでこんな所にいるの?転移魔法にでも失敗した?」
「魔法…?」
ユウマは頭が整理できなくなっていた。目の前の爆乳に気をとられているのもあり、言葉が出なくなる。
「もしかしたら異世界から来たのかしら…」
エルマはきょとんとし、お互いに反応を探り合う状態となった。

SNSでこの小説を紹介

ハーレムの他のリレー小説

こちらから小説を探す