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恋愛禁止の学校でエッチを求められる俺!
官能リレー小説 - ハーレム

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恋愛禁止の学校でエッチを求められる俺! 2


『そこにその珠を戻すのじゃ』
「しょうがないな…こうか?」

御神体に金の珠を充てがうと窪みにぴったりと嵌った。

「戻したけどこれでいいのか?」
『よくぞ戻してくれた我が子よ。これでようやく元の力を取り戻せたのじゃ』
「うおっ!眩しっ!」

急に光ったと思うと目の前に半分透けた馬の様なモノの映像が浮かび上がった。

「立体映像?オヤジか?こんな所に投影機なんて無駄金使って」
『全く最近の人間はなんでも機械の力をだと思いおって…我は立体映像ではない。馬神家の神じゃ』
「神様…?」
『そうじゃ。馬と共に繁栄して来た馬神家の神が馬の神であって何がおかしい』
「そりゃあまあ…そうですけど…馬か…」

何か唐突すぎて反応に困る。
「あっ、それはそうとなんで片タマだけ蔵にあったんですか?」
『うむ…倫造の嫁め愛人が10人を超えたくらいで怒りおって、なまじ巫女だったせいで我の力を封印出来てしまうとわな』
「倫造って確かウチの昔の当主…」
『そう我の加護は家の繁栄と種の繁栄、即ち絶倫と女人誘惑である。だが倫造の嫁によって御神体を分割され力を封印されて以降は僅かに家を繁栄させる程度の力しか揮えなくなっていたのじゃ』
「10人超えの愛人って…そりゃあ奥さん怒るよ」
『子沢山は人の幸せの一つであろう?』
「限度があるし独占欲の強い女の人とかいるし」
『そういうものなのかのぉ…』

悪い神様じゃないみたいだけど変に頑張りすぎたんだろうな。
やっぱりそういう所は動物なんだ。

『まあ、あの鬼嫁ももう居なくなったし我の力も戻った。次期当主のお主には頑張って貰おうかのぉ』
「頑張るって何をだ?」
『期待しておるぞ……』

言うだけ言って神様はそれっきり消えてしまった。
そして一日経った今日。
俺は人生初の女子からの告白を受けていた。

「馬神くん…私と付き合って欲しいの」
「…………えっ?」

あまりにも唐突だった。
朝、学校に着いたと思ったらクラス委員長の緋津瞳真白(ひづめましろ)に引っ張られて、人気の少ない特別教室階のトイレに連れ込まれたのだ。

「キミとセックスしたいのよ」
「えっ、いや、待ってくれ。な、何なんだよ唐突過ぎるだろ!」
「私は異性に興味がある。でもその辺の男とするのは何か嫌。だから少なからず好意があるキミを選んだの」
「いやいやいや、それにしたって突然過ぎるでしょ!それに俺、緋津瞳さんと話した事なんてそんなにないよ?」
「普段の態度でだいたいの性格は分かるわ。それにこうやって話してみても嫌いじゃないし私は大丈夫よ」

なんで?どうしてこんな事になってるの?
混乱した頭に一つ心当たりが思い当たる。
あの神様……。
良いものってこれの事なのか!
これが神様の加護の効果なのか!
それにしたって無理やり過ぎるよ神様。
うちの学校、恋愛禁止でバレたら退学なのに恋愛飛び越えて肉体関係まで行こうとするなんて…。

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