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恋愛禁止の学校でエッチを求められる俺!
官能リレー小説 - ハーレム

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恋愛禁止の学校でエッチを求められる俺! 1

うちの学校は古くから続く名門校だ。
そしてそんな学校には大抵理不尽な校則があったりするのがお約束だ。
『恋愛禁止』破った者は退学処分とする。
だからこんな校則があっても驚かなかったし、自分には関係ない物だと思っていた。
昨日までは……。

馬神太一、年齢=彼女居ない暦の俺はその日、休日を蔵の掃除に使わされていた。
自慢じゃないがウチは細々と続くちょっとした名家だ。
歴史に名を刻むようなの活躍は無かったらしいが地味に地元に影響力を残しつつあまり目立たず繁栄して来た。
そんな訳でそれなりにある敷地内には蔵なんて物もあったりした。

掃除をしておけと言われて正直クソ面倒だったが、一人息子である以上将来的には俺が相続する事になるので、渋々中の確認ついでに掃除をする事にした。
蔵に入るのはかなり久しぶりな気がした。
確か小さい頃に一人で入って何か怖い目にあったような…。
それ以来、中には入って居なかったな。
流石にもう昔のようにビビったりしないので俺は気を取り直して掃除を始めた。
まずはハタキで埃を落としそれを箒で外に掃き出す。
まあ普通の掃除の仕方だ。
奥から順番に掃除をしていく。

『コッチじゃ…』
「……ん?」

誰か呼んだか?
外でかーちゃんが呼んだような気がして蔵の外に出てみる。
……誰も呼んでない。

「………気のせいか」

気を取り直して掃除再開。
うーん、中身の分からん箱がいっぱいだな。

『コッチじゃ…コッチじゃ…』
「………」

無視。
俺はナニもキイテナイ。

『お願いじゃ…出してくれ…』
「やっぱり何か聞こえる!怖っ!」

どんどんはっきり聞こえてくる声に我慢しきれず声の発生源を見てしまった。

「神棚?」
『そうじゃ…ココじゃ…』

神棚の上には封のされた箱が置かれていた。

『お願いじゃ…それを開けて欲しいのじゃ』
「えっ…やだ怖っ」
『大丈夫怖くないのじゃ…寧ろ開けると良い物が入っているのじゃ…』
「ほんとかよ」
『神棚の祀ってあるのじゃぞ、害のある物ではないじゃろう』
「まぁそう言われるとそうでもあるけど…」

俺は恐る恐る箱を取り上げるとその蓋をあける。
箱は意外と簡単に開いた。
そして中には金色の珠が一つ入っていた。

『おお…ようやく出られたのじゃ』
「何だこれ?金?確かに良い物だけど」
『それを外の祠に持って行って欲しいのじゃ』
「祠?ああ…そういえば蔵の後ろにあったっけ」

古い家なので祠とかあったりもした。
言われるがまま俺は金の珠を持って祠へと向かった。
小さいけどかーちゃん達がたまに掃除してるのか、それなりに綺麗にされているんだなこの祠。

『その中の御神体にこの珠を戻して欲しいのじゃ』
「御神体なんてあったんだ」

祠のなかの社の扉を開くと始めてウチの御神体を目撃した。

「チンコじゃねーか!」
『そうじゃぞ?』
「マジかよ恥ずいわー」
『馬鹿者、男根信仰は古くからある由緒正しい宗教じゃ』
「うわ…しかも片タマ欠けてるじゃん」

ウチのがっかり御神体の片方のタマが、何故か欠けて無くなっていた。

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