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アンドロイド育成計画
官能リレー小説 - ハーレム

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アンドロイド育成計画 27

このメッセージを見て「レオンティーヌ」ことエリナ・パティックは激怒した。
「こいつ、絶対に許さない」
ゲームとはいえ、こだわりの職人エリナ・パティックはアイテムを集め「雷帝の剣」を作り出した。
自分で努力しないでアイテムを強奪するつもりかと仲間に連絡を入れて、本気で拓巳に襲いかかる。
「うわっ、触手を切断した?」
拓巳の目の前で「レオンティーヌ」をホールドするために襲いかからせた触手が切断されて宙を舞う。
さらにクラゲ型触手モンスターの周囲をやたらと素早く旋回して、斬りつけてくる。
「ウイングブーツの強化で、地面から浮き上がってるな。すごいな、これは」
「とりゃああ。沈め、このがらくた!」
クラゲ型触手モンスターがうおおおん、と悲鳴を上げるのを拓巳は初めて聞いた。
まさか、知り合いの天才職人エリナがゲームに参加しているとは、拓巳は考えてもいなかった。
「手かげんして降参させるのは難しいか」
拓巳は防御と巨大なクラゲ型触手モンスターの形態変化を宣言した。
変化が開始するまでの一分間の間に、触手モンスターのHPがみるみる削られていく。
HP5000……4500……4100……3500……2500……500。
触手モンスターは触手で七色スライム本体を包む巨大な球体になって、斬られた触手を再生しながら、耐えている。
拓巳はその間に七色スライムの内部に沈みこみ、内部の核(コア)である手のひらに乗るほどの宝玉に手をのぱす。
球体の触手玉の隙間から閃光がほとばしる。
「やった!」
エリナの「レオンティーヌ」が触手玉の爆発を警戒して飛び退いた。
「よし、間に合った!」
拓巳が叫んだ。
「なんだと、切った触手の破片がスライムになって体に……きゃあぁっ!」
・ダークエルフの騎士はホールドされました
球体になった巨大な本体が石化すると半分にパカッと豪快に割れ、中から拓巳がホールドされた「レオンティーヌ」に近づいてくる。
首から下を七色スライムのぷよぷよとした球体に包まれ手足をゆっくりと中で動かし斬りつけようとしている。
フィールド上でハートマークが表示されている。
「ホールドされる前に武器を手放してくれていたらと思ったが、スライムの中か」
「くっ、こんなもの、魔法で吹き飛ばしてやるっ!」
「あー、魔法はやめておいたほうが」
拓巳が声をかけたが手遅れだった。
「ひゃっ、おしりに!」
内側から爆発させかかったスライムがエネルギーに怯えるように蠢き、ぷるぷると震え、流動すると急激に軍服を溶かし、エリナはぬるぬるとした感触を肛門に感じた。
一番深く遠く逃げ込めるところに粘液化したスライムが潜り込んでいく。
エリナが本能的に肛門をきゅっとすぼめる。
ぎゅる、ぎゅるぎゅるぎゅる。
エリナの下腹がしくしくと疼く。
直腸粘膜をスライムが移動して刺激することで、腹痛が起きている。
(トイレに行かなきゃ)
エリナがゲームを中断しようと宣言しようとした。しかし、それは無情にも「セーブしますか?」という表示に一度、さえぎられた。十秒のコマンド入力時間がすぎてキャンセルされた。
「いやぁ、もれちゃうぅっ!」
実際に脱糞するわけではないが、捕らえられているダークエルフの女騎士の臀部が震え、侵入したスライムが腸内を通り肛門から吹き出す。
吹き出したスライムは、すぐに本体の色に同化して臭気すら外に漏れない。
(ああっ、じろじろ見るなぁ!)
「だから言ったのに……」
拓巳がやれやれというようにつぶやいた。
「ああ、またはいってくるぅ、ああぁっ!」
また腸内を蠢かれて、美貌のダークエルフがぐったりとした表情でうなだれる。
「さすが雷帝の剣、衣服みたいにスライムに同化しないか」
拓巳が見ているのは思わず手放してスライムの中で浮かんでいる魔法の剣である。
(まだ、おしりがぬるぬるして、変な感じ)

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