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アンドロイド育成計画
官能リレー小説 - ハーレム

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アンドロイド育成計画 13

センジブル博士の残したプログラム理論の欠点であった子供は感応しないという特性は、課金制の18禁アダルトゲームには有効に働いた。
子供には、ゲームキャラクターが操作できなかったからである。
ゲームが人気が上がるほど、拓巳の趣味と実益を兼ねたアンドロイド製作の時間を奪われることになった。
琴音が海外で仕事している間に、自分も楽しめるゲームをハセガワコーポレーションの企画を利用して作ってしまおうと考えたのは拓巳らしいのだが。
他社が似たようなオンラインゲームを作ってみたが、拓巳のゲームのような効果はない。
解析してみようとしても、見たことのないプログラムで解析できない。
またプレイヤーたちも遊ぶと快感が得られることを摘発されるのを警戒して隠した。
卵を孕まされても実際に妊娠するわけでないが、産卵するときの快感は、拓巳の力作だけあって絶頂感はものすごいものだった。
ポイントゲッターのプレイヤーが男性キャラクターに一度負けて犯されて産まされたあとは、快感を再び味わいたいために、キャラクターをリセットしてレベル1からゲームを再開するようになっていった。
拓巳自身も「たっくん」というえげつないほど最強のキャラクターとして、ポイントゲッター狙いでたっぷり深夜などに遊んでいた。
攻略掲示板で話題になるポイントゲッターがあらわれた。高レベルの男性キャラクターチームが狩られているらしい。
男性プレイヤーは三人までキャラクターを使うことができる。視点切り替えで使用するメインキャラクターをチェンジできる。
メインキャラクターのみのプレイを「シングル」プレイ、メインキャラクターとサブキャラクターでのプレイを「ダブルス」プレイ、三人のキャラクターでプレイするのを「チーム」プレイという。
女性キャラクターを捕獲して孕ませて産まれる卵は一つなので「チーム」の場合は三人のキャラクターのうち一人に与え経験値を上げていくことになる。
それでも三人のキャラクターが全滅しない限りはゲームオーバーにならない利点がある。
女性キャラクターは「シングル」プレイのみだが、男性キャラクターよりも基本能力値がおよそ三倍の数値である。
レベル1の男性キャラクターの「チーム」とレベル1の女性キャラクターの「シングル」が数値的には同じになる。
キャラクターには属性(近接、遠隔、飛行)があり、じゃんけんのように得意とする相性と苦手とする相性がある。
苦手な属性の男性キャラクターには、女性キャラクターの攻撃が回避されたり、ダメージが軽減される。女性キャラクターが圧倒的に有利とは限らない。
フィールドを敵とできるだけ遭遇せずに、鉱石や素材を集めて「合成屋」に持ち込むことで武器や防具、そして男性キャラクターは女性キャラクターの動きを封じるための「触手の種」を作成できる。
どうも女性プレイヤーのリーダー的存在として、オンラインゲームの特性を活用してアイテム収拾を行い、多くの女性キャラクターを犯したレベルの高い男性「チーム」の位置情報や編成を確認して装備で属性上の欠点を補いつつ撃破しているらしい。
「queen」
それが、その女性プレイヤーのハンドルネーム。
女性キャラクターに「卵」を産ませなくてもアイテム素材の収拾と合成、モブモンスターである「スライム」を狩り経験値を取得してでもキャラクターを強化することもできる。
プレイ時間はかかるが、敵プレイヤーにゲームオーバーにされる危険性を避ける遊び方ではある。
「スライム」は男女どちらのキャラクターにとっても敵キャラではあるが、遠隔属性キャラクターの魔法で捕獲することができる。
「スライム」は「触手の種」のベース素材になる。

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