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異世界エロ戦記
官能リレー小説 - ハーレム

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異世界エロ戦記 2

くっつく二人にアテナが割り込み、腕力ずくでパティとソウタを引きはがす。

「もぅ〜かわいい男の子なんだからいいじゃない」
「おふざけが過ぎます!」
「は、ははは…」
「でも彼はそうでもないみたいよ?」

パティが指差した先。視線向けたソウタとアテナは共に、驚愕と羞恥に襲われた。

「まあっ!」
「見ないでよっ!」

勃起をズボンから引き出していた。ソウタは恥ずかしさのあまり、股間を押さえて逃げ出してしまった。
部屋を飛び出して、10歩もいかないうちにソウタの片足が何かに引っかかった。

がらがらばたん!

「ぎゃっ!」
「うわぁっ?!」

そのまま勢いよく、放り出されながら半回転するように倒れてしまった。
ソウタが悲鳴を上げた時、澄んだ声で驚きの声。
木の床にぶつかっただけで大きなケガは無かったソウタが起き上がると、彼の後ろ、足をひっかけたあたりに女の子が倒れていた。

水色の瞳にうっすらと涙を浮かべた、白い装束の女の子。

「ちょっと、どうしたのよ?」
「この方と私の足が、引っかかってしまいました…大丈夫ですか?!」
「へ、平気…」

ソウタは、一瞬で沸騰したように真っ赤になった。

「か、かわいい…」
「かわいい…きゃあっ!何を出してるんですか!」

白装束の娘は彼を見て、彼の言葉を繰り返してしまうがその一瞬後には思わず両手で顔を覆ってしまった。

ソウタは自分の状態を思い出した。
慌ててチンポをしまい込むと、恥ずかしさと罪の念から思いつく限りの謝罪の言葉を吐き出す。

「ゆるして!ごめんなさい!お願い許して!」
「男の人の…男の人の…アテナさん、この変態さん誰なんですか!」

追ってきたアテナとパティも困った顔で、女の子はアテナの胸元に飛び込んで片手でソウタを指差していた。
アテナは困惑顔でパティに非難がましい言葉と視線を向けると、女の子に事情の説明を始めた。

「勇者様が悪い癖を出すから…あ…こいつはな…」



「で…アテナさんが救出してここに連れてきて…パティさんに変な事をされたんですか…」

白装束の女の子は、呆れ顔で言いながら、パティ、アテナ、ソウタの三名の顔を交互に見ていた。

「変態さんではないことは…その…わかりました…変態扱いしてごめんなさい。私は、アスメルシオスの巫女ファティマ=シルヴィアです。」
「僕は田中ソウタ…本当にごめんなさい」

まだ、彼の勃起を見てしまった事がかなり恥ずかしいらしく戸惑いながら謝罪するファティマ=シルヴィアだった。

(恥ずかしそうなファティマ=シルヴィアさん、本当にかわいい…すっごく、ものすっごく。僕と同い年かな?)
ソウタはいっぺんに目の前の少女に魅かれてしまった。

「ファティマちゃんの誤解も解けたことだし、お昼にしない?もうお腹すいちゃって…」

自分のせいでこの騒ぎなのに他人事かと一瞬だけソウタは思ったが、直後にファティマ=シルヴィアの声が入った。

「お昼ご飯ができたので知らせに来たんです。早く食べないとさめちゃいます。ソウタさん、私の事はファティマでいいですよ」
「じゃ、いきますか。ソウタ、お前も来いよ」
「いいんですか?」
「ああ」

アテナに誘われ、ソウタも一緒に食べることに。
気を抜くと同時に、ソウタの中ではいろいろな疑問や好奇心がむくむくとわきだした。
「じゃあ〜ソウちゃんはあたしが抱っこしてあげる〜」
「おっお姉さん!」
ファティマの誤解が解けてホッとしたソウタはパティやアテナやファティマと共に食堂へ行こうとすると。
パティはソウタをお姫様抱っこをし、ソウタに頬ずりをし始め一緒に行こういやらしく囁く。

「勇者様!」「パティさん!」「お姉さん!」
「はぁ〜い!アテナ、ファティマ、あたしの可愛いソウちゃんをみつけてサンクス!やっぱり〜セックスの前に食事よね〜」
パティの登場にアテナとファティマとソウタは驚くが、騒ぎの張本人であるパティはソウタを捕獲したアテナとファティマを労うと。
セックスの前にランチをしようとパティはソウタにアプローチをする。

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