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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 59

「里美、人のこと言えないじゃん……」

 大きな乳房を翔真の背中で押し潰して、黒髪を描き上げながら耳を舐めている知代が、あだっぽく笑った。

「知代も里美に負けないくらい淫乱ってこと?」
「やぁん、違いますぅ……毎日のように隣から大きないやらしい声が聞こえてきて迷惑してるって里美が言ってたんですよ。それも1人2人じゃなくて大人数っぽいって」

(あ……)

 翔真は初めて隣人への迷惑行為を自覚した。

 ハーレムプレイが日常化して、女性スレイブに尻を並べさせることが当たり前になっている。しかし生活空間は変わっておらず、室内に置いている物も大して変わっていない。シングルベッドの上で尻を並べさせれば、女らは必然的に301号室の方を向くことになり、バックで犯される彼女らの大きな啼き声は301号室に向かって上げられていたということになる。

「あの……私も、その……エッチなパーティーみたいなのに参加しないといけないんですか……?」
「え? 何のこと?」
「毎晩大人数って……他の男の人とかいるんですよね? 私……できれば他の人に抱かれたくないっていうか、裸とか見られるのも……」
「………………ん? 他の男? いないよ、そんなの。男は俺1人」
「えっ……?」
「今、知代の他にも里美と恵理がいるだろ? 男は俺の1人で、女は3人。それが、俺が1人と女が…………沢山になるだけの話」
「じゃあ、助けてくれたあの日……もしかして……」
「うん、俺1人で7人全員抱いた」
「ああん、すごい……やっぱり女って強くて逞しい男の人に集まってくるんですね……それで私もハーレムの仲間入り……」
「そういうことかな。ま、直ぐに仲良くなれるって。理解のあるコばっかりだから」

 翔真は不敵な笑みをこぼし、逸物を鋭く突き込む。途端、里美は歓喜の声を張り上げ全身をガクガクと震わせた。

 翔真は、知代のことが強く印象に残っていたのだが、先日の事件が理由ではなかった。
 里美のアドレス帳をスレイブ帳に写している時、知代の愛情≠ヘONもOFFも消えており、30%≠ニ表示されていたのである。これは30%程度の好意を持っているということを示している。つまり好意があるかどうか、好意がある場合はどの程度か、ということが分かるのだ。ONにしてしまえばパーセント表示は消えるのだが、好意100%以上の状態になっていることは言動を見れば明らかだ。
 知代という人物が先日の事件の被害者の1人であるというのは、この場に来てから知ったことだ。外見で言えば恵理の方が印象に残っているが、写真を見るように記憶を掘り起こすことができるので「印象に残る」という表現は適切ではないかもしれない。美人顔に美味しそうな体つきで、一番性欲をそそられる、という意味で印象に残っているのだった。

 その恵理は、翔真と里美の結合を間近で見ながらビタンビタンと揺れる陰嚢を舐めている。背面側位とは言え里美の片足は上げられており、柔肉の隙間に剛直がズップリと埋まっているところが丸見えだ。

「ああっ、イクううう! またぁぁっ、深いのおおおっ!」

 陸に上がった魚のように全身をビクンビクンと躍らせる里美の中から、深く挿入された肉棒が、ズロォ……、と引き抜かれていく。根元には泡立った本気汁がぐるりとこびりつき、中から出てくる茎胴はヌラヌラと妖しく煌めいて、里美の体液をふんだんにまとっている。その先端が現れるや否や、恵理は唇をパックリ開いて口内へ導き入れていった。

「んふぅ……んふうううん……」

 甘い声をくぐもらせながら艶かしい鼻息を立てて肉茎にしゃぶりつき、ユルユルと頭を揺らして里美の肉壷が吐き出した愛液を吸い上げている。粘り気が口一杯に広がり、ジュプジュプと音が立っていた。
 逸物はまだ硬く、雄々しい姿を保っている。それを綺麗な唇で愛しげに擦りつつ、喉の奥まで貪欲に受け入れている。亜麻色のロング髪を掻き上げて長大な男性器を咥えている恵理の美人顔は陶然としており、喜色が頬の赤らみに表れていた。

 翔真はまだ達していないのだが、里美は子宮孔へのピストン攻撃だけで悦楽の淵に沈んでいる。全身に及んだ痙攣が戦慄く程度の震えに変わっても恍惚の表情は変わらず、白肌も桜色に上気したままだ。むしろ、次から次に襲いくる快感が止まったことで快楽をじっくりと咀嚼する時間が持て、うっとりと余韻に浸っていた。

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