先祖がえり 82
「ご主人様、お待たせしました。」
そう言って部屋に入る加奈。
「あ、加奈。おかえ・・・り・・・」
しかし狐太郎は語尾を段々と緩めていく。
「・・・? ご主人様?」
もしかして効果があったのか?加奈がそう思っていると
「・・・か、加奈ぁ〜〜〜〜〜〜!!!」
いきなり狐太郎が飛びついて来た。
「ちょ、ちょっと!ご主人様?!」
狐太郎の熱烈な歓迎ぶりに慌てる加奈。
「加奈、加奈ぁ!!好き、好きだよぉ!!大好きぃ!!!」
しかし狐太郎は加奈を抱きしめると「もう離さない」といった感じで加奈を抱きしめ首筋や頬をペロペロと舐め始める。
その耳はピンと立ち、尻尾はブンブンと振れ、瞳はトロンとしている。
(す、すごい効果ですね・・・ご主人様が完全に私の虜になってます・・・)
加奈は狐太郎が自分にメロメロであるということを最初のうちは嬉しく思っていた。
しかし
「あ、あの・・・ご主人様?少し離れて・・・」
あまりに効きすぎている。その様子が心配になった加奈は狐太郎に一旦離れるように言う。
だが
「いやだっ!絶対に離さないよっ!!」
狐太郎はその手の力をさらに強くして絶対に離さない意思を伝える。
さらに
「えへへ〜♪ 加奈ぁ〜♪」
そのまま加奈の服に手をかける狐太郎。どうやらこのまま加奈と交わろうとするつもりらしい。
(こ、これはいかに言っても効きすぎです!)
「ご、ご主人様!!ちょっと、落ちついてください!!」
慌てた加奈は狐太郎を抱き上げ離そうとする。
が、それすらも加奈を追いつめることになる。
「ふやぁ〜〜〜〜〜ん・・・・・」
加奈が抱き上げたことによって香水が特にかかっている加奈の首筋を直接嗅ぐことになった狐太郎。
気の抜けた声と共に顔が上気していき
「・・・ふふっ・・・加奈ぁ・・・」
虚ろな目のまま加奈を見つめる。
「!!!!! ご、ご主人様っ?!」
加奈は狐太郎のこの顔に見覚えがあった。
(どうして?! どうして「あの時の」お顔に?!)
そう、その顔は先日狐太郎が暴走した時の顔そのものであった。
目は赤く、耳はピンと立ち、よく見れば尻尾の数も増えている。
(こ、このままではまずいですっ!!)
咄嗟に狐太郎から離れようとする加奈。
しかし今の狐太郎がそれを許すはずがなく
「・・・どこ行くの?加奈・・・行かないでよ・・・」
そう狐太郎が呟くと
「へっ?! う、動かない?!」
加奈の体がまるで動かなくなってしまう。
もう少し対応が早ければ狐太郎のもとから離れ、源之助に連絡出来ていたかもしれないが、今となってはもう遅い。
そして
「・・・♪ 見せて・・・」
狐太郎が言うや否や着ていた服が消え去る。
もはや絶体絶命である。しかも今この屋敷には加奈と狐太郎の二人だけ。つまり今の狐太郎を加奈一人で相手をすることになる。
狐太郎は加奈のもとに近寄ると、加奈を床の上に仰向けに寝かせて
「・・・おっぱい・・・いただきます・・・」
加奈の母乳を吸おうとする。ここで加奈はハッとした。
(そうです!私のおっぱいでご主人様を鎮められれば・・・!)
狐太郎の暴走は寂しさからくるものである。そこで母性の象徴である母乳をたくさん与えれば・・・
そう思った加奈は
「の、飲んでください!!私のおっぱい、たくさん!!」
そう言って狐太郎を誘う。
それに狐太郎は
「・・・じゃあ、いっぱいもらうね・・・」
誘いにかかったのか、たくさん飲むことを伝える。
もしかしたらこれで狐太郎を鎮められることが出来るかも知れない。少し希望が出てきた加奈。
しかし
「・・・出てきて。」
狐太郎は加奈の陥没乳首を見ながらつぶやく。
すると
「!!?! あ、くふぁぁぁぁぁん!!!出てくる!!ちきゅびぃぃぃぃ!!」
凄まじい快感と共に加奈の乳首が出てきて
「・・・♪ もう恥ずかしがらなくていいよ・・・」
そう言って狐太郎は加奈の乳首をいじりだす。
どうやらこれからずっと陥没乳首ではなくなる術か何かをかけたようだ。
しかしその感度は今まで通りであり
「あひゃぁぁぁぁぁぁ!!乳首・・・ちきゅびぃぃぃ!!感じるのぉぉぉぉぉ!!」
さらに狐太郎が暴走しているということもあってか底なしの快感が送り込まれる。
そして
―――――――プシャぁぁぁぁぁああああああああああああ!!
加奈の乳首からは母乳が溢れだす。
「・・・いただきます♪」
狐太郎はその乳首へと顔を近づけ
―――――――カプッ
吸いついた。
「あああああああん!!の、飲んでくださいぃぃぃぃぃ!!」
強烈な快感の中でも暴走を鎮めようと母乳を飲むように言う加奈。
しかし
「・・・なに・・・もっと美味しく・・・えいっ」
狐太郎は何かに気づいた様子で加奈の胸を揉みこみ始めた。
「ふやああああああ!!な、なにを?!」
「えへへっ・・・美味しくなぁれ・・・」
さらに揉みこむ狐太郎。