先祖がえり 45
「そうか。わかった。じゃあ、お前たち。まずは服を着なさい。その前に、すぐに狐太郎に母乳を与えられるように食堂かどこかで搾っておくと良い。」
「はい、わかりました。お爺様、ありがとうございます。」
「なに、留美、頑張れよ?狐太郎はお前のことを母親のように思っているだろうから、その期待にこたえるんじゃぞ?」
「はい!!」
「よし。では、わしは本社に戻る。お前たちの服はお前たちそれぞれの部屋に置くよう言っておくからの。」
そう言って源之助は退室していった。
「さあ、加奈ちゃん、美咲ちゃん。まずは食堂に向かうわよ。」
そう言って3人はそろって食堂へ向かう。
この日より食堂には狐太郎が好きな時に好きなだけ、好きな人の母乳を飲むことが出来るように、常に「留美」「加奈」「美咲」と書かれた3つの水筒が置かれ、その中身が常に満たされていることとなった。
こちらは留美の部屋
(うわぁ・・・私の胸、こんなに大きくなったのね・・・)
新しく届いたブラジャーのカップの大きさに改めて驚く留美。
(でもこれもコタちゃんのため・・・この胸も、おっぱいも、ぜ〜んぶコタちゃんのものなんだから。)
そう思って留美は新しい下着を身につける。
(よいしょ・・・っと。うわっ、深い・・・)
見降ろしたところには深い深い胸の谷間があった。
(ふふふ・・・でも場合によっちゃあこのブラもすぐ使えなくなっちゃうかも♪ ・・・さて、他の二人にはコタちゃんを渡さないわよ!)
嫉妬心が芽生えた留美は加奈、美咲に対抗心を燃やす。
しかし食堂で話し合われた喧嘩を無くすための「不可侵」の約束を思い出し
(い、いけないいけない・・・コタちゃんを奪い取るんじゃなくて、コタちゃんにこっちを向いてもらう、だったわね。よぉし・・・)
改めて約束を思い出した留美はまだ20代前半にして自分の体にさらに磨きをかけることを誓った。
一方加奈の部屋
(はうぅ・・・あの時のご主人しゃま・・・可愛かったですぅ・・・)
新しく届いたメイド服を着ながら部屋に誰もいないことを良いことに頬をユルユルに緩ませながらニヘラと笑う加奈。
(ああ・・・また頭を撫で撫でしたいです・・・おっぱい、吸ってもらいたいですぅ・・・)
次々と妄想が浮かぶ加奈。狐太郎への溺愛っぷりがさらに磨きがかかっている。
(・・・そのためにも、ご主人様に選んでもらわなくては!)
結局加奈も狐太郎に選んでもらう努力をするよう自分に誓う。
そして美咲の部屋
(狐太郎しゃま狐太郎しゃま狐太郎しゃま狐太郎しゃま狐太郎しゃま狐太郎しゃま狐太郎しゃま狐太郎しゃま・・・)
彼女が一番ヤバかった。
頭の中が狐太郎でいっぱいである。
笑顔の狐太郎、不安がっている狐太郎、ご飯を食べている狐太郎、母乳を吸っている狐太郎・・・
(ああ・・・愛しておりますぅ・・・狐太郎しゃまぁ・・・)
彼女は服に着替えることもなかなか手につかないまましばらく狐太郎への思いを溢れさせる。
すると
ピュ・・・プシャ!
「あ、あらら・・・ふふっ♪」
あまりに狐太郎のことを考え過ぎたせいで体が反応したのか母乳が溢れて来た。
しかし、美咲は最初こそ慌てたが
(狐太郎様のおかげで・・・私もおっぱい、たぁ〜っくさん出るようになりましたぁ♪)
そうなのだ。先の出来事で狐太郎に母乳が良く出るようにされ、今ではその量は他の二人にも遅れを取らないほどである。
しかもその味は狐太郎も褒めたほど濃厚で、甘く、トロットロである。
(ああ・・・狐太郎しゃま・・・)
さすがに寒くなったのか服を着だした美咲だが、その頭は相変わらず狐太郎でいっぱいだった。
先に着替え終えた留美は狐太郎の部屋に向かっていた。
新しく下着も服も新調したのだが、その大きな胸は歩くたびに「ゆっさ・・・ゆっさ・・・」と揺れている。
(うふふっ♪私のおっぱい・・・もっと頑張ってね♪)
歩きながら自分の胸の具合を見て自然と笑みがこぼれる留美。大きな胸は狐太郎の好みなのだ。
ただ、胸が大きくなったせいで
(・・・し、下が見えないわね・・・ま、いっか。コっタちゃ〜ん♪)
自分の胸が視界を遮っている。しかし彼女はそんなことより早く狐太郎に会いたくて会いたくて仕方がない。
そして狐太郎の部屋に差し掛かろうとした時
「・・・あら。」
廊下の向こうから自分と比べても引けを取らないほどの胸をもったメイドが歩いて来ている。そう、加奈である。
彼女の方が柔らかい胸をしているせいか、彼女の乳揺れは「むにゅ〜ん・・・ぷにゅ〜ん」とストロークの長い運動である。
どうやら向こうもこちらの姿に気がついたようだ。
「・・・留美様。どうしてこちらへ?」
「決まってるじゃない。コタちゃんに会うためよ?」