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先祖がえり
官能リレー小説 - ハーレム

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先祖がえり 43

「お、お爺様!早く、コタちゃんのところへ!」

実際に自分の目で確認しようとする。

「・・・そうじゃな。ついてきなさい。」

少し悩んだそぶりを見せた源之助は留美の意見を受け入れ、3人を狐太郎の部屋に連れていく。



狐太郎の部屋に向かう間・・・

「・・・それよりお前たち。自分の体の変化に気づかんか?」

「え?変化・・・ですか?」

何か変わったのだろうか、各々が自分の体を撫でまわす。

すると加奈が

「あ、あれ?」

「どうしたの?加奈ちゃん。」

「加奈様?」

「・・・む、胸が・・・」

「胸?・・・って、ええ?!」

「な、なんと・・・」

そう、3人の胸はまた一段と大きくなっていた。

「気づいたか・・・お前たちが眠ってる間にサイズを測らせた。ああ、もちろんわしが測ったのではないぞ?」

3人の「えっ?!」という視線に釘をさす源之助。

「その結果じゃがな・・・留美は131cm、加奈は130cm、そして・・・美咲といったな?お前は118cmだったそうじゃ。」

留美は+10cm 加奈と美咲はそろって+9cm であった。通りで今現在下着もつけないままローブを着ているわけである。

「お前たちの服じゃが・・・今本社の方で急いで新調しておる。すぐに出来るじゃろう。それこそ狐太郎に会っている間にでもな。」

源之助はそう言っているが、3人は自分の大きくなった胸を嬉しそうに揉んでいる。

すると

「ああん・・・」

ブシュウ・・・

「ふやぁ・・・」

ブシャ、シュワァ・・・

「くふぅん・・・」

ビュ、プシャァ・・・

それぞれが母乳を噴かせる。

「こら、むやみに触るな!報告によると今のお前たちの胸はサイズこそ大きくなったもののパンッパンに張り詰めておるらしい。どうやら母乳の生産能力が飛躍的に増大しておるようじゃ。」

源之助が3人を注意する。

「あ、はい・・・お爺様・・・」

留美が代表して返事をすると、3人は自分の胸から手を離した。それでもそれぞれの乳首からはジュクジュクと母乳が溢れている。

「やれやれ・・・さて、着いたぞ。」

そうこうしているうちに狐太郎の部屋についた3人。

部屋の前には見張りの女性が居る。

「御苦労。今、狐太郎の様子は?」

「はい、源之助様。今現在狐太郎様は落ち着いた様子で眠っていらっしゃいます。」

「そうか・・・では、入るぞ。」

そう言って源之助は扉を開けた。




狐太郎の部屋は綺麗に掃除されていて、部屋の真ん中にある大きなベットには狐太郎が眠っていた。

「ああ・・・コタちゃん・・・」

そう言うと留美は狐太郎のそばに近づき

「よかった・・・グスッ・・・よかったぁ・・・」

そう言って優しく狐太郎の頭を撫でる。

遅れて加奈と美咲も近づき主の様子を見て涙を浮かべながらほっと胸をなでおろす。

「・・・留美、それから加奈に美咲。お前たちには狐太郎の身に起こったことを説明せねばいけないな。」

その時、源之助の鋭い声が3人に届いた。

「・・・お願いします。」

留美は真剣な顔つきになって源之助の方を向いた。他の二人も同じである。

「・・・今回、狐太郎がこうなってしまったのは狐太郎の中の「狐」の暴走によるものじゃ・・・」

「暴走・・・ですか?」

留美は聞き返す。

「ああ。本来、『真の者』 つまり人狐となった木崎家の人間は人と狐、つまり人ではないものを体の中に内包したまま生活することになる。
そして、普通なら例えそうであっても今までと変わらず生活できるのじゃが、狐太郎の場合は違っての・・・」

「え?!どう違うんですか?!」

加奈は狐太郎が特別悪い状況なのかと心配になり焦って聞き返す。美咲は留美に『真の者』についての説明を受けながら源之助の話を聞いていた。

「まあ落ちつけ。狐太郎の場合は・・・いじめられていたことが原因で、人の部分の心が通常より弱い。だから今回のように暴走が起ったんじゃ・・・」

「そう・・・だったのですか・・・」

なんとか納得する留美。

「ああ。そして暴走した狐太郎がとった行動はお前たちと交わることだけでは無い。」

「・・・と、言いますと?」

聞き返す加奈。すると源之助は加奈の方を向き

「そうじゃな・・・加奈、試しに寝ている狐太郎を抱きしめてみてくれ。」

「え?抱きしめる・・・ですか?」

「ああ。二人はその様子を見ておきなさい。」

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