先祖がえり 22
「ふぇ?うーん・・・」
「こ、コタちゃん・・・きっとお姉ちゃんのおっぱい、美味しいわよぉ?コタちゃんが望めば、いくらでも飲んでいいのよ?・・・だから、ね?」
「ああぁ・・・ご主人様ぁ・・・どうか、どうか私のおっぱいを召し上がってください・・・私のおっぱいの方がきっとサラサラで飲みやすいです・・・だから・・・」
狐太郎の返事を待つ二人・・・
「・・・加奈、お掃除は今日じゃないとダメなの?」
「はい?え、いや・・・別に今日じゃないとダメって訳では・・・」
「じゃあ加奈も来てよ!それで、僕が飲みたくなったら二人ともおっぱい頂戴?」
「こ、コタちゃん?!」「いいのですか?!ご主人様!!」
「うん・・・お姉ちゃん、ダメ、かなぁ・・・?」
ここで必殺の上目遣いが発動する。これが発動されると・・・
「うぐっ・・・わ、わかったわ・・・加奈ちゃん、ついてらっしゃい。」
「は、はいぃ!!ありがとうございます!ご主人様ぁ!!」
「・・・それで・・・コタちゃんはどっちに抱っこされながら学校に行くの?」
「うーん・・・今はお姉ちゃんかな?だって、お姉ちゃんのおっぱいモチモチで気持ちいいもん♪」
そう言って顔をうずめて甘え出す狐太郎。留美はその反応に少し勝ち誇りながら
「・・・加奈ちゃん、それでいいわね?」
加奈に宣言する。
「・・・は、はい・・・分かりました。」
加奈は残念そうな顔をしたが、愛する主人と共に行動できる喜びを隠せずに居た。
―――――――私立木崎学園
木崎コンツェルンによって建てられたこの学園は各学年100人ほど、全校生徒300人ほどの学校であった。
学校にしては人数が少ないが、その背景にはここに集められた生徒が皆いいとこの出だと言うことがある。
生徒たちは女性でみな美しく、可愛らしい。そしてそのほとんどが巨乳ときている。ちなみに男子は狐太郎一人である。
つまり「狐太郎のために作られた学校」なのである。
その教師たちも美しく、皆狐太郎の到着を今か今かと待ちかまえていた。
というのも、狐太郎がいつこの学校にくるのか全く知らされておらず、その姿がどのようなものなのかすら分からない。
教師たちはいつか来る狐太郎に胸を躍らせながら、その美貌に磨きをかけていた。
とにかくみんながみんな女性で、美人美人美人の巨乳巨乳巨乳だらけであった。
そんな学園で生徒たちはこう教えられていた。
――――「私たちの全ては狐太郎様のためにある」 と
また、この学園にはある噂が流れていた。
――――「狐太郎様に気にいられると、狐太郎様のお屋敷に一緒に住まわせて頂けるらしい」 と
実はこの噂は全くその通りなのである。と言っても「使用人」という立場ではあるが。
とにかく、生徒たち、教師たちは狐太郎に選ばれる日を夢見て待ち望んでいた・・・
「さあ、コタちゃん、着いたわよ?」
「うう・・・お姉ちゃん、ちょっと遠いよぉ・・・」
「まあ、それは大変! 加奈ちゃん、急いでお屋敷と学校を結ぶ直通の動く歩道を用意して。それから、生徒たちが勝手にお屋敷に入って来ないように通行手形の公布もね。」
「はい、かしこまりました。」
そう言って加奈はどこかへ走り去っていく。
「ふにゅ〜・・・お姉ちゃん?」
「なあに?コタちゃん。」
相変わらず、狐太郎は留美に抱っこされたままである。
「・・・加奈が戻って来るまで、おっぱい頂戴?」
「ええ、いいわよ。さぁ、たっぷり召し上がれ♪」
そう言って大きな胸をさらけ出す留美。
「わぁい!いただきまーす!」
カプッ チュチュ〜〜〜〜〜〜〜〜
「あああん!!コタちゃん!!どう?お姉ちゃんの大きな大きなおっぱいは?」
「ンクッ・・・ンクッ・・・ぷはっ! うん!甘くてトロトロしてて、美味しいよ、お姉ちゃん!」
「はぁぁ・・・良かったわぁ・・・」
そう言って狐太郎の頭を撫でる留美。狐太郎も嬉しそうに尻尾を振っている。
しばらくして加奈が走って戻ってきた。