PiPi's World 投稿小説

淫蕩王伝
官能リレー小説 - ハーレム

の最初へ
 110
 112
の最後へ

淫蕩王伝 112

「うん、わかってるけど……あぁん! できないよ、マモルのおっきいし、それに恥ずかしくって……んふぅ……」
 刺激に身体をくねらせる度に陰茎が膣口に飲まれていく。じゅぷじゅぶと音を立てながら、貪欲に飲まれていく。
「んっ、んっ、んぅ……ふぅ……んっ! はぁぁぁ……ん……」
 守の男根を数センチ残したところで彼女の奥にあたる。すると一際高い声で鳴き、長く息を漏らした。
「んふぅ……紅音……」
 彼女と確かに繋がったことに最初の満足感を得た守は、彼女の胸に顔を埋め、名前を呼ぶ。
「ん、まもる……すき……」
 紅音は彼の頭を抱き、汗臭い髪にキスをする。
「動く……よ?」
「うん」
 ゆっくり身体を起こし、彼女の腰に両手を添える。恥ずかしさに顔を腕で隠すのは、紅音が上のときもする癖。それを可愛いと思うも、彼女の切なげであろう顔が見えないのは少し寂しくもある。ただ、無理強いをした後にいじける彼女がかわいそうで我慢している。ただ、慰めるときの彼女の拗ねた表情は、彼だけが知る紅音の可愛い一面。
 腰を引き、ゆっくり差し入れる。
「んっ!」
 じゅぶぶと音を立て、紅音のマンコに守のチンコが入る。コンドーム越しの快感に二人はしばし目を閉じる。
 何度繋がってもなれることが無い挿入時のきつさと快感。しばらくは呼吸をすることもままならず、紅音は自分を穿つ彼を強く意識し、守は自分を包む彼女を強く意識する。
「ん……んふっ…………、んふっ……、んふっ、んふっ!」
 先に意識を回復させた守は、最初はゆっくりと、だんだん早く腰を動かす。紅音はその動きに合わせて鼻を鳴らす。まだ快感に声を上げるのは早いと感じており、ついでに気持ちよくなっていることを悟られるのが悔しいという気持ちから声を鈍らせる。
「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ!」
 パンパンと腰と腰をぶつけながら、守は紅音を侵す。突くたびに彼を逃すまいとすぼまる彼女の膣内。けれど彼を愛する気持ちがそれを滑らせ、でこぼこした膣壁をくまなく愛撫させる。

SNSでこの小説を紹介

ハーレムの他のリレー小説

こちらから小説を探す