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数度舐め上げると全体が唾液でテカる。
そして鈴口の辺りを口先に含んでチュルルと吸い上げる。
武は棚井のノートを思い出していた。
ノートの中に書かれている自分がいやらしくチ○ポをしゃぶる描写と自分が重なっていく。
そしてはと気付くと飴を縦に深く咥え込み、喉の奥で亀頭を扱くように舐めていた。
視線を動かさずに回りの気を配るとクラスメイト達は固唾を呑んで武を見ていた。
「プハァ」と熱い息を吐き出しながら口を大きく開けて唾液の絡んだ飴を口から出すと…。
ごりゅぅ!!
大きな音を立ててチ○ポ飴の半分を一口で噛み砕いた。
「ぉわぁ〜!?」
クラスメイト達の悲鳴が教室を振るわせた。
数人は自分の股間を押させて半立ちになっていた。
「紫藤…。それ反則…」
「なにそれ、訳分かんないんだけど」
そう言うと武は飴の残りをボリボリと齧った。
武は自分が不乱に飴を舐めていたことに不安を感じていた。
最初は笑いをとるくらいのつもりで舐めていたのに無意識にフェラチオをしていた。
自分が発情状態になってることに不安を感じた。
その後、教室でクラスメイトと談笑しながら昼食を終わらせ、午後の授業に入る。
飴が大きかったことが武の満腹感を加速させ転寝に導く。
何度も頭をふるって覚醒を促すがついに船を漕ぎ出してしまう。
気付いたクラスメイトが消しゴムを千切って投げつけてはくるが武は目を覚まさない。
ついに先生に見つかりポンッと肩を叩かれると「ひゃいん!?」と悲鳴と返事が混じった声を上げて立ち上がってしまった。
先生はドキマギしながら居眠りを注意すると武は涎を拭いながら平謝りをして恥ずかしさを吹き飛ばそうとした。
席に着くと鼓動を落ち着かせようとしたが中々落ち着かない。
肩を叩かれた感触がジンジンとした。
そして今まで嗅ぎ慣れていたのに気になりだした匂いを感じた。
男臭さだ。
中年先生の吐息。クラスメイトの体臭。そして思春期特有の匂いを武は感じ取っていた。
特に隣の席にぶら下げられた部活用の運動靴入れから普段は感じない気になる悪臭を感じ取ると身体がジンジンとしてきた。
授業が終わると武は体調が悪いと断って保健室へ行き、ベッドで休んだ。
「先生、性欲抑える薬とかってないんですか?」
武はタオルケットを腹にかけてカーテンで覆われたベッドの中からたずねた。
「そんな便利なものは無い」と無常にも断言された。「そんなのがあったら性的犯罪を犯した奴らに再販防止のために服用が義務付けられてるだろうね。虚勢されたって性欲は残ったりする。できるのはせいぜい精神安定剤で麻痺させるくらいかな」
「頼めば出してくれる?」
「養護医レベルじゃ無理だよ。下痢止めや頭痛薬とは違うから。本当に欲しいならしかるべき診断を受けて処方してもらうんだね」
「機材は導入されて使うのにそういうことはできないってスッゲー不自然だ…」
「機材はそのものの取り扱いを受講でどうにかなるけど薬の取り扱いはそうは行かないからね」
武は養護医の言葉を遠くに聞きながら眠りに落ちて行き、放課後になって目を覚ました。
家に帰り、モヤモヤしたものを洗い流そうとお風呂に入る。
ボディソープを出そうとポンプを押すと、ノズルに乾いた石鹸のカスがつまっていてあわ立てスポンジを飛び越して武の腕にかかった。
武はなんとなくそれを指で伸ばして身体に導く。そして次第に掌で全体に塗り伸ばしていった。
伸びてすべりが悪くなったソープにお湯を垂らして伸びとすべりを良くする。
掌で乳首を洗い転がすと洗うことより刺激を起こすのに夢中になる。
(白い液体。俺を包んで…気持ちいい…)
大量の白い液体を無数の掌が武の体中に塗り伸ばされていくイメージに包まれる。首筋から足の先まで。
そして二つの絶頂を向かえ精液と愛液を噴出して我に返った。
賢者モードという自己嫌悪を抱えて体と洗い場を洗い流して湯船に浸かった。