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1対364は>?<?=?
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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1対364は>?<?=? 47

武は半ば押されるように移動する。
そこは校舎各階隅の非常階段に通じる鉄扉の手前にある資料室という名の倉庫で武がレイプされた場所の上の階であった。
トラウマとかは無いがあまりいい気分ではなかったが、ヤルならここら辺だろうとは思っていた。
「あれ、紫藤君」
すれ違った女子から声をかけられる。身長170pに届くであろう背丈に緩くウェーブのかかった腰まで届く髪の毛はポニーテールにしたら某木星戦士に見えそうだった。
かつてはドン臭いショタ小僧の印象の羽生の今の姿であった。
「よう羽生。お前も一緒にどうだ?」
「トイレなら反対だよ?」

武を押してた女子が羽生の腕を引いて肩を下ろさせると強引に肩を組んで耳打ちする。
「SEXだよSEX!これから武とスルんだよ」
羽生の顔がみるみると赤くなる。
「ぼ・ぼぼぼ・ぼくは別に」
「今はしなくていいって。互角のために見学しろって」
この女子、元は男とは言え見られて喜ぶタイプか?さらにボソボソと羽生に吹き込んでる間に武はそんな趣味は無いからそっと逃げようとしたが上着を掴まれた。
その手は一つだけではなかった。
顔を紅潮させてうつむく羽生も一緒になって掴んでいた。そして二人に引き摺られるように資料室へと向かうのだった。
資料室の戸は教室の引き戸と違い方開き戸で、いざはいらんと女子はドアノブにかけた手を弾かれるように離すと小声で
「伏せろ!」
と叫び身を屈め、つられるように武と羽生も窓より身を低くした。
「え、なに?どうしたの」
羽生が小声で問いかけると女子は窓から中を覗き込む。
雑多な資料の隙間から蠢くものが見えた。
それはうずくまるようにして体をゆっくり揺らす成人男性だった。
「ッチ、先客かよ」
女性が悔しそうにつぶやく
「誰と誰がって言うかレイプじゃないよな」
武は自分の体験が頭をよぎる。その言葉に女子と羽生は隙間から目を凝らして情報収集に集中した。
男は教師であることはわかったものの、女子の姿がなかなか確認できないでいた。
というのも、予想以上に小さかったのだ。
教師の両脇から生えるような小さな手と足を見つけ、そこから大きさを判断しやっと頭が見えた。
艶やかな黒髪に園児のような顔つきだった。
「あの子、サッカー部のキーパーだよ」
武が男に戻るまで情報収集役だった羽生がつぶやくように知らせると武と女子の顔が表情をなくした。
無綵高等男子学校サッカー部のキーパーと言えば表面積を生かして球を弾く巨漢で有名だったからである。
羽生と言いキーパーといい、変化のギャップが激しすぎるだろと武は眩暈を覚えた。
相手はわかったがこれが強姦か和姦かはわからない。三人はそっとドアノブを開け耳を澄ませた。かすかなつぶやき声が聞こえてくる。
「お前が、お前が悪いんだぞ。先生はせっかく隠してきたのに、傷つけないように男子校を選んできたのに。なのにお前は…挑発するから…」
「先生、俺、この体になったのってきっと先生こと…」
「お前が…お前が…」
「いい、先生」
三人は扉を閉めると情報を整理した。
先生はロリコンだったがそれを隠し犯罪に走らないようにむさ苦しい男子校を選んだ。
なのに女体化騒動が発生し様々な美少女が出現した。
その中にドストライクな少女が教師への敬意が好意に変化して行為に及んだ。
そして出した結論は「和姦」であった。
窓の隙間から中を覗くと、小さな手足は教師にきつくしがみつき、体格差があれど小さな体を壊さないようにかゆっくりと揺すり行為にふけっている。
「君たちはそこで何をしているんだい?」
背後からかけられた声に三人は悲鳴をあげそうになる。
振り返ると小学4〜5年生くらいの背丈で無駄にきりりとした目つき、長めの髪をハーフアップで中途半端な高さのポニーテールにまとめた少女が腰に手を当てて立っていた。
「せ、生徒会長」
羽生は誰かすぐに分かったようだが二人にはわからなかったがとっさに生徒会長を抱え上げるとその場から離れた。


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