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1対364は>?<?=?
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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1対364は>?<?=? 26

単純に『割れ目』周辺、こうして脱衣場で身体を拭うにしても、やはり多少の不便がある。
最近どうにか痛くない拭き方のコツぐらいは解ってきたが…どの位乾かしてどの位潤しておけばいいのやら。
手入れが悪いとインキンと似たような症状で悩むと聞く。
フェミ…なんとか軟膏なんて女性の下半身用の医薬品が堂々とテレビCMに流れる位だ。

生理どうこうが女性器の『自浄・排泄』に近い機能だと、武は漠然と知っていた。
武の身体には幸か不幸かそんな機能がないのか、それとも単に初潮を迎えていないのか。


(そういやせーりって、子宮の中を掃除する役割があるんだよな?この前は医者で洗浄してもらったけど、もし…もしもだぞ?またなんかで犯られて、もしくはやるハメになって中出しされたらどうなるんだ!?
誰かのザーメンを腹の中で温め続けることになるのか!?)

武は自分の考えに悪寒を覚え、慌ててパジャマを着た。

(万が一の時は保健室で相談だけどあのババ様に何か小言を言われながらおっぴろげマ○コを洗われることにになるのか!?
けど、人間には新陳代謝があるんだから眼ヤニや痰の様に自然と排出されるんじゃないか?)
武は部屋に戻るとPCを起動させて早速検索するが、生理のない女性の性交について調べるが、ほしい情報は出てこない。

いずれも生理不順や生理痛などにたどり着いてしまう。

「体内に異物が発生すれば自然と排出されるもんだから大丈夫だと思うけど…」

役に立たない検索めとつぶやきながら携帯電話に目をやるとEメールが届いていた。

相手は羽生だった。

棚井が退院して自宅にて謹慎状態になったらしい。

武の背筋に悪寒が走った。
メールの続きでは保護監察官が複数張り付いているか安心してと書かれていたが、棚井の行動力に武は脅威を感じていた。

「くそ、今度来たら義歯も埋められないように根元を砕いてやる!」

きぃっ

ひとりで開いた扉に驚きそちらを見る。

しかし何も入ってこない。

一応廊下に顔を出してみるけど親の影もなかった。

武は扉が半開きだったのかな?と思いながら閉めて室内を振り返るとそこにはベランダへのガラス戸が全開になってカーテンが風で揺れていた。

武は喉に膨れたような違和感を感じ、声が出なくなった。

頭の中はガラス戸を閉じないと危険だと伝える。

思い切ってガラス戸に手をかけて一気に締めて鍵をかけると力が抜けた。

ほぉ〜っと息をついてPCに向かうとそこには学生服姿の棚井がニタニタしながら立っていた。

口からは血をダラダラとたらしている。

棚井、何で!?ベランダから!?保護監察官は!?

武の頭はいっぺんに複数の情報を処理しようとしてエラー状態になってしまう。

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