ふたなり家族と一人の息子 3
『出してぇぇ…ママを孕ませてぇ…』
そこには本物の親子が獣のように求め合う姿が映しだされていた…。
(やべぇ…。なんだよこれ!?)
『お…お兄ちゃん…気持ちいいよぉぉ…』
『あっ、由美のマ〇コ締め付けるぅ…』
(なんでこいつら家族でこんなことできんだよ!?)
『智也っ…お姉ちゃんのウンチ美味しい?』
『はむっ…もぐもぐっ…美味しいよ…。お姉ちゃんのウンチ』
(おえっっ…こいつら変態過ぎだぜ…。でも、もしかしたら…。って俺、何考えてんだ!!)
全部見終わった誠は放心状態だった。
(はあはあ、すげぇ…)
そんな誠のもとに最後の言葉が現れた。
『本物の親子だからこそ最高のセックス…いや、交尾ができる』
(交尾…。そうだよな。獣になったらセックスじゃなくて交尾なんだよな…)
誠の頭には『交尾』という言葉が繰り返し浮かんでいた。
(俺も…。あんな風に…。いや!!だめだ!!でも…)
「ただいま、誠、帰ってるの?」
そんなとき、母の春江が帰ってきた。
(母さんと…。交尾…。母さんを…。孕ます…。そうだよ。俺も人間やめたらいいんだ。いや、母さんに人間やめてもらおう。俺の…、俺だけの牝に…。)
誠は完全に狂いだしていた。
「お帰り…母さん…」
誠は笑顔で春江を迎えに玄関にやってきた。
「ただいま。誠。ちょっと食材、買い込み過ぎたみたい。台所にこれ持って行ってちょうだい。」
大量の荷物を持ち、汗だくの春江…。誠の中にさっきまで見ていたビデオに出てくる母と姿がダブる。
(ああ…母さんの汗の匂い…さっきの母親もすげぇ汗かいてた…)
誠の中に先ほどまでのどす黒い感情が湧き上がる。
(母さん…俺と交尾しよ…いっぱい、いっぱい、膣に俺の子種あげるから…母さん…)
そんな誠の感情に気づかず春江は台所に入り、荷物をテーブルに乗せるとエプロンを巻いた。
春江がエプロンを巻いたその瞬間…
誠は春江に飛びかかり力いっぱい抱きしめた。
「ちょっ…ちょっと、誠。な、何してるの!?」
「母さん…俺だけの牝奴隷になって!!」
息子の突然の行動に理解できない春江だが自らのお尻に当たる息子の分身が今の現状が冗談ではないことを訴えていた。