ふたなり転生 変態JKと伝説の邪竜 26
「それまで!」
中継用の水晶から声が出る。ルピス王国の行政等を取りまとめる執政官の声だ。
どちらかが不能になるまでの決まりだったので、後攻のガルファが不能になった時点で勝負は終わりとなった。
「もっとぉもっとちょうだ〜い」
フィメーラはまだ足りないと今にも自慰を始めてしまいそうだ。
「失礼します。」
控えていた魔術師が駆け寄るとフィメーラを魔法で眠らせた。
ベッドの上に大の字に崩れ落ちるフィメーラ。100センチ越えの豊満なバストには穂乃花が感じさせた証のピンクのハートマークが84個、ガルファが感じさせた紫のハートマークが79個浮かんでいる。
「勝者はぽのか様!」
中継が流れると国中から歓喜の声が上がる。
勝者が決まると王宮の関係者達がドッと駆け寄ってくる。
フィメーラ姫は救護班に連れられて医療室へ。穂乃花の元には広報担当のアナウンサーがやって来た。
「ぽのか様、お疲れのところすみませんが少し良いでしょうか?」
「あ、はい大丈夫です」
確認が取れると中継用のカメラ水晶が穂乃花に近寄る。
「ありがとうございます。ぽのか様は姫様が異世界からお呼びした勇者様と伺ってますが本当でしょうか?」
「はじめまして。ぽのかと言います。元の世界では普通な方だったので勇者様かはわかりませんけど、せっかくなのでみんなが幸せになれるようにがんばります。」
穂乃花の初心証明が終わると水晶は下がり、穂乃花の全身が写し出される。
世界中が待ち望んだ六竜と渡り合える人間。まだ少し幼さも残る少女ではあるが、待望の勇者の姿。
少し疲れた様子でもなおおちんぽを猛々しく勃起させた勇姿に国中が沸き立つ。
カメラ水晶はさらにガルファを写そうとするが、穂乃花はそれを遮る。
乱暴物言いに納得はできないけど、中折れで傷心状態の彼女を晒し者にするのもいい気はしない。
「なんだよ?」
穂乃花に近づかれたガルファはまだ憤り勃つモノを自慢でもしに来たのかとふてくされる。
「そんなにツンケンしないでよ」
穂乃花はガルファの脚の間に頭を潜り込ませる。
「おちんぽ出しっぱなしって恥ずかしいんだよね?」
この世界ではおちんぽは赤ちゃんを作るために使うモノ。こんなふにゃふにゃの状態を見られてしまうなんてとてつも無く恥ずかしい事なんだと思う。
いろいろあったけど、同じ人を抱いた穴姉妹でもあるし可哀想な目にはあってほしくない。
「ぱくっ…」
すっかりこどもドラゴンになってしまったガルファのおちんぽをしゃぶる。
「な、何をするんだ!」
ガルファは始めてのフェラに驚くがあまりの気持ち良さにすぐにされるがままになってしまう。
「ガルファちゃんにも都合があって乱暴しようとしたのはわかるよ。でもね仲良くすれば別の方法で解決できるかもしれないよ。」
すっかり勃起したドラゴンちんぽを手コキされながら乳首をなめられ諭される。
ガルファにとってセックスは子孫を作るための行為でしかない。入れて出すそれだけが目的で快感を感じるなんてのはモノのついででしかない。
相手がヨがる事に優越感を感じる事はあるがそのために何かしようと思うほどのモノでもなかった。
だけど、さっきの勝負でフィメーラの表情に疑問を感じていた。
自分が感じさせた時とぽのかが感じさせた時とでフィメーラの表情は真逆といえるほど違ったのだ。
自分の時は迫り来る快感に理性を壊されたような悲惨な表情をしていた。セックスで感じさせるというのはそういう事だと思っていた。
しかし、ぽのかにイかされたフィメーラの表情はとても幸せそうだった。
自分に出来ない事をする人間に苛立ちを感じた…
人間に感情を揺さぶられた自分にも苛立ちを感じた…
「大丈夫。私にまかせて…」
そんな言葉にガルファはぽのかに身を委ねた。
思えば、封印がとけ今に復活してから人間からは恐れられるばかりだった。
歩み寄る事をしなかった自分達に問題があるのはわかる。でも、世界中に姉妹6人しか仲間がいないと思うと他の連中は敵にしか見えなかった。
でも、コイツはなんなんだ、聞けば違う世界から勝手に呼び出されて、仲間なんて誰もいない。それなのになんでそんなに優しくできるんだ…