ふたなり転生 変態JKと伝説の邪竜 28
「おちんぽが生えた時点でいつかはパパになるかもと思ってたけどこんなに早くその時が来るなんて。」
「パパですか?」
フィメーラ姫はパパという言葉に馴染みが無いらしい。
この世界では男がいないので、父親母親といった考え方は無いらしい。仕込んだ側が妊娠したパートナーのサポートをするが子育てに役割訳はないそうだ。
赤ちゃんに母乳を与えるのも二人の役割になるので妊娠していない方も出産の頃には魔法で母乳が出るようにするのが普通らしい。
…
……
………
「なるほど、パパというのはそういう事なのですね。」
私の説明でフィメーラ姫はパパが何か納得できたみたい。
「それではもう1人のパパにも報告してあげないとですね。」
フィメーラは従者に声をかけてガルファを部屋に呼ぶ。
「アタイをどうするか決まったのかァ」
勝負に負けたものの敗北した場合の事を一切決めていなかったためどうしたものかと城内で待っていたガルファは不貞腐れた様子だ。
「それはまだ決まってませんが、ガルファさんにも報告しなくてはならない事がありまして…」
………
「本当か!」
フィメーラの懐妊の報告に涙を浮かべるガルファ。
彼女にとっても子孫ができたということは嬉しいのだろう。