ふたなり転生 変態JKと伝説の邪竜 14
この世界に紹介されて穂乃花の身体に起きた変化はおちんぽが生えただけではなかった。
この世界に召喚された時、穂乃花は双頭ディルドでのVRオナニーの最中だった訳だが。召喚の途中でこの世界の理の外にあるものはこの世界の理の中の物に変換されたのであった。
そのため、ディルドはおちんぽとして穂乃花の股間に生えそして、VRゴーグルとその中のスマホは莫大な知識などとして穂乃花の頭の中に納められている。
そんな事は知らずに急に知識を引き出そうとしてしまった事で脳が限界を超えてしまったのであった。
「んっんん…」
あれ?パンツを作るって話をしてたはずなのに…
目を覚ました穂乃花だが、なぜまた横になっているのか一瞬混乱するがすぐに思い出す。
そうだ、男の人の下着の事を知りたいと思ったら急に検索したみたいにいっぱい情報が雪崩れ込んで来て倒れたんだ。
穂乃花は記憶がつながりとりあえずひと安心しすると周囲を見渡す。どうやらさっきの部屋のベッドの上のようだ。
さらにベッドのすぐそばでザビーナが椅子に座ってうとうとしている。
ザビーナさんもきっとノーナちゃんと一緒に夜の間側にいてくれたんだろうなぁ。そう思うと、今起きてまた世話をかけるのも申し訳ない。とりあえず横になったまま、なんで急にイロイロ思い出したのかを探ってみようかな。
なんとなくだけど、感覚的にはネットで検索した様な感じだったのかな? なんで急にこんな事ができる様になったのかはわからないけど、コレも召喚の副作用なのかもしれない。
こっちに召喚される直前は元々裸だったから気にならなかったけど、こういうのってあっちの格好のまま呼び出されるのがセオリーなイメージ。
そう思うと、ディルドとVRゴーグルはどこへ消えたのだろう?もっともそんな格好でフィメーラ様の前に召喚されてたらと思うとゾッとするけど。
ん?もしかしたらこのおちんぽってあのディルドなのかな?改めて見てみると、フォルムが酷似している気がする。って事はVRゴーグルっていうかVRアプリを使っていたスマホは頭の中にある感じなのかもしれない。
なんかそう言うものと思ってスルーしてたけど、異世界の人と会話ができているのも前に海外旅行に行った時に入れた翻訳アプリの影響なのかな?
正解はわからないけどそうかもと思ったらいくらか気持ちに整理がついたけど、まだ知らない何かがあるかもしれないぐらいの覚悟はしておかないと。
そんな事を考えているとザビーナさんもうたた寝から目を覚ました様なので私も起きる事にした。
「ザビーナさん。心配させちゃってゴメンね。」
「ぽのか様。もう大丈夫ですか?先ほど医師に診ていただいたら知恵熱だと言われましたが。」
「ちょっと、考え過ぎちゃったみたいで…」
確信を得ていないのであえて細かくは説明しないことにした。
「まだいろいろと不慣れかと思いますので、大変でしたら言って下さいね。」
ザビーナさんはそう言ってくれる。とはいえフィメーラ様のためにも早く環境に馴染まないといけないし、このデカちんぽをぶらぶらさせていては生活ができない。
とりあえず実験もかねて『ボクサーパンツ』『型紙』と頭の中で念じてみると、それらしき物が頭の中に思い浮かぶ。
「ザビーナさん、確か男の人の下着ってこんなのだったと思うの…」
紙とペンをザビーナさんに用意してもらい、頭の中のボクサーパンツの型紙を書き起こす。裁縫なんてろくにしたことがないのであっているかはわかないのでそのまま書き出す感じになるけど、ザビーナさんはふむふむといった様子で見ているので大丈夫だろう。
「これは、コノ前の余裕のあるスペースにおちんちんが入るという事でしょうか?」
「多分、そうなんだと思う。」
「そうですか。あと全体的にサイズがぽのか様にあっていない様なのでそこは調整しますね。では採寸させて下さい。」
ザビーナさんはそう言ってメジャーを取り出した。