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第二次性徴変性症
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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第二次性徴変性症 75

玲の表情が少し赤くなる……鍛え抜かれた胸元が見えたのだ。功介は慌てる、確か変性症により女性になった人はホルモンバランスが普通の女性よりも乖離が激しい場合がある。
「あっ……」
「あ〜そうだったな女性になったなぁ……で、もう経験したのか?」
玲は頷くも功介は分かる気がする、元少年とは思えない程の可愛さに規格外の胸……どんな堅物でも彼女を抱くだろう。実際自分自身のモノも固くなっているのだ。

「(この分だと相手は成人男性か……)」
功介も玲の表情で察した……恐らく相手は橘 総一郎か。確か就職先の都合と同時期に高校生の双子の妹と共に三沢市に移住している……。
「そうか、程々にな」
「うん」
功介も仕事上変性症で女性になった芸能人を数人知っているが公然の秘密である……。
プライバシーやら個人情報の一つとして扱う事になっており、特に服飾やダンスの分野では“オネエ”も存在するので変性症により女性になった芸能人の差別でもすれば彼女らの怒りを買う羽目になる……それでも差別があったのは事実だ。
「思ったよりもしっかりしているんだ」
「うん、三沢自動車の関連会社が手掛けているって」
功介は工事現場や海水浴場で見かける粗末な仮設トイレを想像していたが二人が眼にしたのはライトトレーラタイプの移動トイレで車椅子や人工肛門装着している方も利用出来るタイプだ。施設側にもあるがこの様なイベントになると足りなくなるので運営側もこの様な車両を手配するのだが今回は三沢自動車を初めとする車両メーカー数社がデータ収集の為に提供している。この様な大規模野外イベントでは既存施設のトイレでは捌ききれない事も多々あり高速道路での長時間立ち往生事案を想定して高速道路公団が導入した事例もあり侮れない。
「待っているから」
功介は仕事上女性と一緒になる事もあるので気を利かせる事にした。

玲は仮設トイレに入る、多目的トイレタイプだ……昨今では女装や男装と言う異性レイヤーも珍しくない、真夏にしろ真冬にしろ水分は出るので異性装の男女が使えるトイレとしてコレが活用されている訳だ。
「へぇ、広い」
車高の高さもあるがそこは車体や搬送の為に専用設計されたスロープを設置、しかも周囲を配慮してタイヤを隠す化粧板まで揃えてある。玲は巫女服のスカートを外す……初めて着たが学生制服が幾分まともに思える程のミニスカであるが今回はスパッツを着用、これも原作通りである。
「はぁ」
女性になった実感は尿意が近い、座ってする事も慣れているとは限らないが時折立って放尿したくなる……まあこれも性欲が変な形に出たのだろう……玲はウォッシュレットの操作をする。
「えっ」
秘所に当たった途端に腰が砕けてそのまま床に……高濃度の媚薬だ。ロックされたドアが開く。
「みことたぁ〜ん」
メタボ診断確実のヲタ男性に玲は動こうするも腰の筋力が麻痺している。
「へへっ、しかけたかいがあったぜ」
半グレ成人男性らしい男数人が麻袋を被せて玲を持ち上げた。
「(クッ、秘所が疼く!)」
まるで山芋を塗り付けられたか蟻に這われている様な疼きに声を出すなら感じてしまう……男らは荒縄で縛ると箱に入れる。しかも玲は黒馬運輸の制服を着た一人を見ていた、この手のロット運送にも参加しており数年前からは黒馬運輸公式の同人誌を出す程だ。
「ズラかるぞ」
あのメタボ体系ヲタが居ても不自然じゃないのがこの手のイベントの怖さだ……玲が気を失いかけた時に何か揺れを感じた。
「大丈夫か!!!」
屈強な男性、朦朧としていたがその声には聞き覚えがありペットボトルの水を掛けられた。
「社従兄さん……どうしてここに?」
「研究班はこの手のイベントに出るんでな、今年から限定ユニフォームになっていたのを知らなかったし社員証も古いモノだったからな……」
先程の男らは全員倒されているのは社の速攻である。
「このくそぉがぁああああっ!」
先程の半グレ男性がナイフを出すも社は立ちふさがり手で招くようにして挑発。

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