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第二次性徴変性症
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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第二次性徴変性症 63

小柄な女子高生一年でもある江利が恥ずかしがるのも無理はない……がこの手の女性に目が無い好々爺や好色マダむなら国内外問わず札束か家が買える程の値段が表示された小切手が飛び交うだろう、特に日本人は人気があるらしく数年前に養子縁組に偽装された人身売買が数件発覚しており騒動になった事もある。江利もそうなりかけた一人で母方の実家が嫁ぎ先の余りにも非常識な扱いに憤慨し司法手続きを経て秋桜学園に預けた。父も承諾したのはこれ以上モメると仕事上差し支えるからだ……知らずに承諾書にハンコやサインをされていたし母親は憔悴しきって精神科に入院、父方の実家の方も色々とあったらしく再来年の大学進学時には卒業まで全面的に支援すると確約している。これ位しないと示しがつかない……。
「あ、あの」
玲の目が怪しくなる、江利は思い出した……第二次性徴異常症候群の多くが性欲が強くなる傾向があり、異常な恋愛になる子もいる。
「やっぱり興味あるわけね〜〜」
全裸で少々腹に筋肉が付いた晴美、彼女の言葉に玲がハッとしたがにっこりして言う。確か総一郎にとってみれば姉の様な存在らしい……。
「やっぱり総一郎の事好きでしょ?」
「……」
「大丈夫よ、私にとってみれば弟みたいなもんだし……私も初体験は道場の男性よ」
年齢は聞かない方がいいだろう、玲も江利も何となく察した。下手すれば玲や江利と同じ年齢の時に男性に抱かれただろう。玲なんて顔が真っ赤になる、ある意味性交経験があるのだ。
「……玲ちゃんなら見せても大丈夫ね」
「?」
「ここは第二次性徴異常症候群の学生の子の受け皿、世間体に悪いって言う言い訳の名の元で家族から拒絶され引き取った学生らを預かる場所でもあるのよ……普通の学校ではできないことをするためにね」



シャワーを終えた江利は予め入れておいたバックから衣装を取る。セーラー服の上着は腹部が露出しスカートは丈が無くWフロントから除く秘所から出るデカク〇が見える。


彼女は恥ずかしがることは無くこれから起こる快楽を知っているかのような顔になり屋外へと出る、玲らも後をついていく。
「彼女は既に経験者なんですね」
「ええ、小学生の時に政府未承認の媚薬を盛られて父親と一線を越えたのよ……離婚に応じてないのは一重に娘の為ね」
その媚薬は体質次第だが中毒性か依存性が高くなり可也の数が出回り日常生活にも支障が出る人も出た。秋桜学園は医療関係にも十分なパイプを持っている関係上この様な生徒を受け皿になりこの様な山間部に学び舎を設けるのも動作もない。コンクリ作りで如何にも診療所”だった”と言う感の建物が見えてきた。薄れたペンキの看板が年月を感じさせる。
「診療所?」
「元ね、今は隔離施設って言った方がいいわね」
まるで自宅の様に裏口から入る江利……指紋と色彩認証を済ませると似つかない重厚なドアが開いた。
「私達は入れないからこっちよ」
居住スペースだった場所に案内された玲に晴美は苦笑する。
その意味は玲にも分かる、家の格式が仕事にも繋がるのは高収入……だから公的な病院ではなくより機密性があるここを選択したのだ。不釣り合いな巨大な液晶モニターは病室が映っており江利が入る、ベットに仰向けに寝ているのは玲と同年代の少年らだ。しかし手足は枷と鎖でベットの脚に繋がれておりオムツを履かされている。何よりも彼らは目が虚ろで涎を垂らしている、何よりもオムツの一部が盛り上がっている。
「これって」
「そっ、政府未承認の媚薬……覚せい剤とか大麻に近い常習性がある最悪なタイプ、彼らは何れも小学生の時に半グレの面々に騙されて投薬されマダムや好々爺がベットの上で弄ばれた。保護した時には手遅れでここに来て二年」
こうなると社会復帰は出来ない可能性もあるが親達は望みを託した訳だ。
「江利ちゃんは幸い薬効が過剰に効かない体質だったからまだ日常生活は送れる、だけど性欲は抑えきれないから彼らを相手するのよ、もう逆強姦になるけどね」
晴美も相手をすることもあるが彼らの精液は濃くたっぷり出ている……何れは枯れる事になる。

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