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第二次性徴変性症
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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第二次性徴変性症 61

「あぁんぁあぅ……ほしいぃおぉ」
卓はもはや男として再起不能になった娼年のケツ穴にペ〇スを挿入する。あの事件さえなかったら小学六年生……不幸過ぎるが当事者達は刑務所だ、この事は知らないだろう。
「先輩手伝ってくださいよ」
「りょーかい」
輔も頭を覆うマスクを被り娼年の口に肉棒を差し込む。然はその様子を見て思う……。




「堂山かぁ……確かにアイツの場合は峰沢よりも大人だからな」
日比谷道場にて男子高校生の門下生の一人が言う。彼は春まで中学校に通っていたのだ。
「まあ校内の盗撮もやっている噂はあったしな、しかもレオタードはやたら高額でねぇ……腕前が良いカメラマンが居るとか、先生達も中々現場を押さえられないらしいわ」
リーナの目が据わり殺気が漂う、彼も冷や汗を出す程コワイ。
「玲」
「わかってますよ……」
玲も気になっていた。
「堂山は幾分賢いからなぁ……一匹オオカミになっているのも訳がある」
「?」
「母親の存在さ、小学生の時に離婚されて父親と分かれている。その原因が従兄弟が変性症になったからさ」
「はい?」
「姑が理解してなくって、母親も報復としてその事実を週刊誌に売った」
こうなると惨劇は想像がつく、夫の実家は避難集中して色々と失ったらしい……母親も復縁する意思もなく今に至り、姑はこの一件で老人ホームに押し込められたという。母親は水商売に転じたのもなりふり構わずという感もある。
「半グレグループが仕切っている店に就職したんですね」
「そうさ……然さんは比較的善良な方だしな、確か正弘さんとも面識があったはずだ」
「兄が……」
色々とあるのだ。

そこに総一郎と礼と渚が来た。
「押忍!橘さん……組手やりましょう」
「覚悟しろよ」
高校一年生の門下生を見た総一郎は楽しそうに言う……。



30分後……大の字に伸びた高校一年生の門下生と高士を見たを玲はワラうしかない、本当に鬼気迫るのだ。
「玲ちゃんはお兄ちゃんの事どう思う?」
渚が尋ねると玲は恥ずかしそうな表情で良い所を言うと礼がニッコリと言う。
「じゃあさ、今度デートしてみれば?兄様は恋人も居ませんから……」
「えっ!でも!!!」
二人は玲にグイっと迫りいう。
「「一線超えた方がいいですよ」」



数日後、総一郎は父の旧友を訪ねる事になり玲も師範代の名代として同伴する事になった。
本来なら高士の父が行くはずだが弁護士なので時間が取れない、高士も柔道の自主練と言う事で玲が名代になったのだが……玲も手を回されたと分かる程である。少々大人っぽい服装にしているが持ち物はスポーツバックになっているのは着替えやら胴着も入れてある。出発して数時間、総一郎が運転する傍らで玲は考えていた。
「(いきなりって……いくら何でも)」
思えば自分よりも相応しい先輩も居るのだが全員用事があるという事だ、総一郎の場合はどうも連続勤務状態が続いたので調整と言う事になっている。
「あのお父さんの旧友って言う事ですが?」
「まあ父親見たいなもんでね、色々とあって今は田舎で暮らしている」
「やっぱり空手をされているんですか?」
「流派は同じだからね……」
苦笑する彼を見ると師範代と同類なんだろう。
数時間後、目的の場所に辿り着く。過疎と言うよりは限界集落でありさびれた感があり商店らしい所はシャッターが閉じたまま、そして廃校を無理やり利用している役場に付く。
「すごい辺鄙ですね」
「道も危ないからなぁ……はぁ」
総一郎は苦笑しつつも体育館に……玲の顔がスッと変わる、何かが居る。
「てゃああああ!!!!」
総一郎と玲がヒョイと避けると胴着に身を包んだ少年が蹴り飛ばされたらしく宙を舞ってきたのだ、少し離れた場所にトンボを切って着地しかけよる!
「……チッ!マダマダッ!!!」
「ひよっこがぁ!」
声がした先には精悍な男が構えており先程の少年の蹴りも軽く受け流した。二人は察して止めなかった。


「いやはや、総一郎が来るとはなぁ……」
数分後漸く二人に気が付いた精悍な男が苦笑する。先程の少年は顎を掠って脳を揺らされてKOして伸びている。
「お元気そうで何よりです。久利さん」
「ああ、で彼女が将の次男坊の子か……ん?確か息子二人じゃ」

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