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第二次性徴変性症
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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第二次性徴変性症 6

玲がそんな表情をすると少女は微笑む。髪が長く腰まで毛先がある……何よりも可愛い。舌が玲の口内に入り舌を絡め取るが恐怖感は無い。少女はキスを中断すると秘所を見せた……そしていきり立つ玲の肉棒を挿入したのだ。
「「「!!!!」」」」
二人は言葉に表現できない快楽に溺れる。

玲がふと眼を覚ますと学生服姿のリーナがベット横にある椅子座り上半身をそのまま載らせて寝ていた。玲のスマホは日数と時刻からあれから三日間も寝ていた事になる……玲が眼が覚めたのは経験した事無い痛みと感覚で尿意とは異なるが個室なのでユニットバス&トイレに入る。
「うぁ……」
少し長めのスポーツ刈りだった髪の毛はあっという間に伸びて毛先は腰まで到達、何よりもあの夢で見た少女通りのふくよかな胸と尻、備えつけの姿見に映し出された自分に玲も戸惑うが腹部からの痛みは収まらない、便座に座ると13年間見慣れた男性器は無い。
「はぁ……えっ」
ふと視線に飛び込んだのはドス黒い血が視線に飛び込む……眠気がぶっ飛ぶ程の恐怖感に叫ぶ。
「うぁあああああっ!!!」
「玲!!!!!落ち着いて!!!初潮!!!!!」
リーナは叫び声で目が覚め数秒で事の次第を理解しナースコールを押していた。
「あらあら、初潮で眼が覚めたのね……おめでとう」
一色さんがニコぅとする。
「おっ目覚めたか……うん、初潮も来て経過が順調」
主治医の一人である島 夕子は何時もの風景なのか仮眠中に叩き起こされたのかで素気なく言う。
「はぁ」
「中には意識が覚醒せずに初潮が来る子もいるからね、私の時は大変でね……」
一色さんは笑える話として言えるが当時の看護士や医者の事を考えると今でも頭を下げる位だ。
「とりあえず生理ショーツ穿いてね」
精密検査が何時でも出来る様に体制を整えているのである。


「ゴワゴワする」
「慣れるわよ」
リーナはあの時の苦しみが理解した玲に素気なく言う、何時のも通りに接していれば大丈夫だ。検査も終わり専用病棟内にある無人コンビニでミックスサンドイッチと野菜ジュースを買っていた。電子マネー対応であり元は高層オフィスビルへの展開を想定していたが今では病院や高速道路のSA/PAにも出店している。
この方式はこれまで出店不可能な場所、即ち高層オフィスビルの中層階や店員確保に難しい立地条件での出店が可能になるのだ。大きな病院でも従来の売店よりも人件費や商品ラインアップの面でも貢献、更に観光地になると繁忙期に出店も出来る……。
「生理用品は一応あるわね」
しかも多い日も安心なタイプが各社揃っている、この様に設置場所にも適した商品ラインアップが出来るのも強みだ。
「これからどうなるんだろう」
レジバックに購入した商品を入れつつも玲は戸惑っていると母親が見えた。
「うん、美人になったわね」
「……えっと」
「とりあえず個室に戻ろうか?」
母親の日菜子も自分よりも豊満な胸になった玲を見て思う、空手を習わせておいてよかったと……。
「お昼お赤飯ね」
「……はい?」
日菜子の実家は地元は元より全国区に名が通る料亭であり、父親は板長……それ故に料理に関しては何処の姑も文句を黙らす程の腕前だ。それ故に兄も玲もリーナも料理は基本は完璧に出来るしお赤飯も入院した当日に材料を揃え発症したと同時に調理していた。
確かリーナの時もそうしていた……お昼にお赤飯を食べつつも玲は思う。
「下着は心配しなくてもいいわよ、トスカさんが今頃倉庫でアウトレット行きの品物探しているから」
「はい?」
「ママの仕事は衣類バイヤーで会社は下着類も扱っているから……欧州に本社あるから変性症の子に下着類一式を格安で販売したり場合によっては寄付したりするよ……日本だとユニカジがやっているけど」
ユニカジとは“ユニバーサルカジュアル”の事で主に若者に人気がある衣類と鞄数種類を筆頭に小物を扱う企業だ。
「お椀型Gカップなんて中々無いからね」
リーナは遠い目になるのも無理は無い……。
「お待たせ〜〜」
リーナの母親であるトスカ.楊が箱を抱えて来た。
「ウァオ!美少女になったねぇ!!ウン……で相談なんだけどウチの会社の広告モデルならない?」
「はい?」
「ここまでの胸の子って中々居ないのよ、お願い!!!」
玲は唖然とするが女性下着の値段を考えると悪くない話だ。既に母親には話を通しているらしい。

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