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第二次性徴変性症
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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第二次性徴変性症 46

歩の表情が歪み喘ぎ声と言うよりは悲鳴に近い、神経の感覚がそのままなのだ。顔を背けると雅の表情は今まで見たことが無いほどに邪悪な笑みになっている……が歩は怖くはなく寧ろ今まで抑えていた感情が表に出て来た。
「歩、いいよっ……僕のモノで鳴いてくれ!!」
腰を前後に動かす雅に歩は本当に感じていた。膣とは異なる感覚に酔っていたのだ。



「痛い」
「まあ前と後ろの処女を授けた結果ね、腰が立たなくなる程って……」
歩は少々後悔しているが恩返しができた事は満足だ。
その二人は少々後悔している感もあるが……あの後久太もムラっと来てそのまま3Pになり歩が腰が砕けると今度はメイド少女二人を相手する事になった訳である。
「あ、歩は大丈夫なんですか?」
「心配はないわよ、攻め方が上手な人だと私でも腰が立たないからねぇ」
何故か島の方に誘うような目をすると彼は苦笑する。



「あの夜の事は今でも夢に出て来るさ」
久太はボソッという、一夜を過ごした後にちょくちょく呼ばれるようになり色んなことを知った。そして二人ともアマチュアであるがマンガやイラストの評判は業界人からも一目置かれるようになる、そんな時に緋刀学戦記の表紙絵に挿絵の話が来た。原作者である玖崎 柚を見て久太は驚く……歩だったのだ。
確かに久太は幾度かラノベを出している出版社が主催するマンガやイラストのコンペに出してはいるが入賞した事はない……戸惑いつつも緋刀学戦記の原作を読んでつばを飲み込んだ、18禁であるがエロ描写を抜いてもイケるのだ。
「歩、あの時何処で知ったんだ?」
「秘密」
助手席にて歩は思う、問題は本来のモデルの子だ。一度会ってみるか……。
段取りをしようとスマホ見た瞬間に歩は直ぐに玖崎 柚になる……担当編集部員の上司からの直々のLトークだ。
「ヤバいわね、本来のモデル使えないって」
「?」
「事務所とモメているって……いいわ、こっちもイベント出演を一切断っているから宣伝に関しては私がとやかく言う資格もないけどね……」
「じゃあコスプレ衣装出来るたびに来るわけか?大変だ」
「島さんに探り入れてみるか?若い時に一時期芸能関係に身を置いた事あるって聞いたぞ」
雅は直ぐにメールを打つ、メールの方がセキュリティが高いのだ。



東京郊外にあるベットタウン、そこで三人は暮らしている。
「その事務所はあんまりよくない噂しか聞こえてこないな」
島も怪訝な顔になる、自分がまだ社員であった頃からその事務所の悪評は絶えなく幾度も警察沙汰と社長交代劇が起きている所だ。待ち合わせ場所になった道の駅にある駐車場であり高級リムジンに持たれかかる様にしてスーツ姿の島は難しい表情、緑芝ホールディングスとは直接関係が無いが取引している傘下企業は幾多もある。
「こちらとしても情報を集めておく」
「たすかります」
「歩は娘同然だ、モデルが未成年となると……」
「弁護士に探りを入れて貰いましょう……三人とも教えてくれて感謝するわ」
島の秘書は直ぐに顧問弁護士に連絡を入れる。最もトラブルが起きているので対処しているかもしれないが……。
「楠瀬の孫娘か……一人増えたな」
島はボソッという。

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