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第二次性徴変性症
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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第二次性徴変性症 4

玲もひとつてに聞いた程度だが病室は重症の精神障害患者を閉じ込める特殊なモノに近く、座敷病室とも言われている。患者は排泄や排尿すら制御出来ない場合が多くオムツやトレパンを穿かされる……愛液や精液が狂ったように出るので普通の下着ではあっという間に洗濯籠行きだ。これも投薬治療があるのだが不妊になる可能性もある……救いなのは変性症よりも発症患者が少ない事だろう。
「私が看護士しているのは変性症で女性になったからよ」
「!!!」
一色 真奈美は一色 真としてこの世に生を受けた……しかし中学一年生の時に変性症を発症した。当時は偏見差別意識が蔓延し学校すら通学拒否された。
自治体も成す術も無いし国家でさえも対応を迷っていた時代だ、そんな時に彼女達に手を差し伸べたのは欧米各国の人権団体や医療団体だ。日本の教育機関が無理なら“海外留学”と言う手段に出たのだ……真っ青になったのは日本政府だ、このまま海外への移住されるとどんな影響になるのか、間違いなく人口増と労働者の確保は望めない……そんな事もあって変性症に対する正しい知識や見解を広める為に苦心している訳だ。医療機関も変性症だから断る程人材に余裕は無い。寧ろ歓迎している感もある。

戸惑う玲に一色は耳元で囁き。いきり立つ玲の一物に手を添えた。
「リーナちゃんに義理立てする事は無いわ……」
玲は頷くとそのまま肉棒の上に秘所が来る様に跨り腰を下した。潤っているのはそれだけ期待していたのだ。
「っああっ!」
「ふふっ、存分に動きなさい」
そのまま一色がベットに寝る様になり玲とは自然と深く結合する。この様な行為は普通は許されないが変性症研究が絡むと例外になる。
「(ああっ、いいわぁ……)」
程良いサイズの肉棒に一色も満足になる。玲は胸に顔を埋めるのも不安になっているのだろう。



その後は一色に身体を洗われて朝食前に血液採取された。
「明日は別の人が来るけどいいかな?」
「はい」
玲は返事する。
出来ればリーナの方がいいのだが……何時変性が始まるのか分からないのだ。玲も贅沢は言えない。


血液採取に各種バイタルサインを計測終えれば後は自主学習だ、性欲も個体差があるので湧き出る性欲に勉強に手がつかない少年も出てくるが玲は比較的穏やかである。
「……女の子か」
玲は一通り課題をこなしつつも時折変性症と診断された人向けに配られる本を見る。内容としては再び男性に戻す研究は先進国を初めとして各国や有名医大や製薬会社で競い合う用に進めてはいるが治験により取り返しがつかない事態に陥り最終的には政権が変わってしまった事も……日本ではこの様な治験は踏み切って無い、モルモットによる試験は続いているようだ、ただ人口を維持する為に男女比を変えられる研究が正しいのかは議論が起こっている所だ。
「……はぁ」
課題をこなして時計を見るとお昼近く、一色さんがお昼前に血液採取や各種バイタルサインを確認する。
「うん……後はここね」
一色はゴムで出来た筒状を見せる、流石に玲も分かる……オナホだ、兄の部屋にある18禁雑誌を見た事があるからだ。プライバシー保護用カーテンを閉めると玲も下半身を露出、朝出した筈なのに尿意の様に射精欲がある。一色もナースウェアにあるボタンを外して胸を見せつつも玲の一物を見る。
「ペースは平均ね……」
オナホにローションを馴染ませる。貫通してないモノを使う辺りは精液採取の為だ……。



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