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僕らはふたなり淫魔に変わっちゃう
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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僕らはふたなり淫魔に変わっちゃう 64

そして二人は驚きながら話だす。

「あん・・・嘘ぉぉ・・・貴女もしかしてぇ・・・柳川(やながわ)なのぉ・・・」
「えっ・・・ああぁぁ・・・河原先輩ですかぁ・・・」

そう言っては目の前に居るミキと柳川と呼ばれたふたなり淫魔は再び変わり果てたふたなり淫魔の身体を舐め回す様に見続ける。
そしてユイも今の会話でおぼろ気ながら理解し始める。

「えっ・・・この娘は柳川君なのぉ・・・」
「うん・・・そうよぉ・・・この娘はぁ・・・柳川知昭(ともあき)ぃ・・・いや私と同じ男根雌チアキなのぉ・・・」
「それってぇ・・・ヨーコぐぁ柳川君うぉ・・・」
「そうぉ・・・私ぐぁ柳川うぉ・・・チアキにしたのぉ・・・」

ヨーコはそう答えて自身が知昭をチアキに変えたと答えたのだ。
知昭は唯や葉子と同じ中学一年生で二人のクラスとは隣のクラスの男子だ。
美貴と同じくバスケが大好きでバスケ部に入部したが女子みたいな華奢な身体をしており知昭もそれを知った上で部のマネージャーとして入部した少年だ。
だが唯と葉子にはあまり関わりのない知昭が何故ヨーコと繋がったのか?・・・
そしてヨーコの餌にならず逆にチアキと言うふたなり淫魔の身体になったのか?・・・
それは知昭の秘密と葉子との思わぬ出逢いに端を発する。
それには美貴が唯を保健室に運んで行った直後まで時をちょっと遡らなければならない。


第十二章・チンポが有る女になりたい・・・

美貴が唯を保健室に運ばれていた頃

「ああぁぁ!あん!まんこぐぁぁ!まんこぐぁあついのぉぉ!あっ!ああぁぁ!あついのぉぉ!」

葉子は身体に渦巻く快感に耐えられず体育館の裏に回り地面に腰を下ろす。
そして葉子はパンティーの中に右手を入れてマンコを弄り始めオナニーを始めたのだ。
やがて葉子は時々着ていた制服や下着を脱ぎながらオナニーに没頭してゆき終いには全裸になって左手を乳房を揉みながら葉子はオナニーにのめり込む。
その頃丁度時を同じくして

「はぁ・・・急遽部活の練習が入ったと連絡を入れたのに河原先輩は何処に行ったんだ?」

知昭は男子バスケ部の他の先輩に頼まれ美貴を探していたのだ。
本来なら今日は部活の無い日で美貴もこの日を狙って唯を告白する日としたのだ。
ところが当初体育館を使用予定だった女子バレー部が急遽基礎トレに変更となった為に空いた体育館のスペースを男子バスケ部が押さえ練習日としたのだ。
当然知昭は美貴にその事を伝えたのだが一言だけ告げ次の授業に備え教室へと戻った為ので美貴の返事等は聞いてはいなかった。
美貴にとっては部活も大事だが唯の告白の方がより大事だったので練習を休む事に決めたのだ。
だが運悪く他のバスケ部員に声をかける事が出来ず結果的に美貴は練習を無断欠席になってしまい責任上美貴に伝えた知昭が美貴を探すはめになってしまったのが今の状況に至る。
そして知昭は美貴の弟である美之に今日の事を聞いて体育館周りを探し回っていた。
やがて体育館の裏に回ってゆくと知昭の耳に

『あっ!ああぁぁ!あついぃぃ!まんこぐぁあついぃぃ!あついのぉぉ!あっ!ああぁぁあん!』

どこから少女の喘ぎ声が聞こえ耳に入ってきたのだ。

「えっ?何なんだ?何故こんな所で女の子の喘ぎ声が聞こえるんだ?」

知昭は喘ぎ声のする所へと足を向ける。
そして到着すると

「あん!あん!あん!きもちいいぃぃ!きもちいいのぉぉ!あっ!はああぁぁ!」

知昭は全裸となってオナニーにのめり込んでいた葉子に遭遇してしまったのだ。
知昭はたまらず近くに設置していた倉庫の陰に隠れオナニーにふける葉子を見続ける。

「確か・・・あの娘は隣のクラスの枕崎さんだったよな?でも何でこんな所で・・・」

知昭はそう呟くと全裸のままオナニーする葉子を見つめ続ける。
一人っ子である知昭にとって母親以外で初めて見る女性・・・それも同い年の葉子の全裸に知昭は胸をときめかせる。
だが知昭のときめきは知昭と同世代の男子が異性を見るのとは違う思いを抱いていた。
それは女の子とヤりたいセックスをしたいとはまるで違っていたのだ。

「女の子の身体・・・柔らかそうな綺麗な身体・・・おっぱいがあって腰もお尻も綺麗でマンコも有る身体・・・良いな僕もそうなりたい・・・」

そう・・・知昭は女の身体を異性と絡むのでは無く女の身体そのものに憧れを抱いていた。
つまり知昭はトランスジェンダー性同一性障害の傾向があったのだ。
元々華奢な身体をして運動もそれ程良くなかった事も相まって次第に知昭自身が女の子の身体を異性としてではなく女の身体になりたいと思い始めていた。
しかし知昭の身体は違う反応を示し始める。

「ああぁぁ・・・チンコが固くなってく・・・」

知昭のチンポは葉子のオナニーを目の当たりにして固く勃起し始める。
そして知昭はジャージの下をパンツごと下ろしチンポを晒すと何とチンポを扱き始め男のオナニーを始めたのだ。
そう本来性同一性障害者が憎悪し毛嫌いな筈の男の快感も知昭には魅惑的に甘美な快感に感じていたのだ。
女の身体になりたいのに男の快感も捨てたく無い・・・
そこが本来の性同一性障害者と全く違う知昭個人の悩みであったのだ。

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