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僕らはふたなり淫魔に変わっちゃう
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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僕らはふたなり淫魔に変わっちゃう 33

抱き合うのも数秒・・・
ゆっくりと二人と離れると不意に緑は笑みを浮かべる。
そして笑顔で翼に言う。

「ああぁぁあん・・・父村くん?」
「なっ!何だい?谷田部さん」
「こんな身体にした責任はきっちりとってくれるよねっ」
「うっ!ううぅぅ・・・」

すると緑は不意討ちの様に翼の唇を奪い舌を入れ濃いキスをする。
翼も応える様に舌を入れディープキスを続ける。
やがて二人はゆっくりと唇を離し見つめ合うと

「それじゃあ今日から私達恋人同士だね父村くん・・・じゃなくて翼くん」
「裸になってから恋人になるなんて・・・おかしいよ谷田部さん」
「もう恋人同士だから緑って読んでよ翼くん」
「そうだね・・・緑っ」

二人はそう言うと脱げていた制服をゆっくりと身に着ける。
そしてすっかり暗くなった教室を抜けると

「今度は妹さんに会わせてくれない?」
「緑の都合が良ければ何時でも会わせてあげるよ」

そう言いながら二人は学校からも抜けて行った。
そして緑の身体にも新たなふたなり淫魔・男根雌を内包しながら・・・


第八章・男根雌達の宴・・・

「翼っ!唯っ!仲良くしてるんだぞ」
「それじゃあ行って来るわ」
「行ってらっしゃい」
「行ってらっしゃい!お父さん!お母さん!」

ゴールデンウィークに入って宗治と美織は翼と唯を残して旅行に行く事となった。
実はこの家を購入した特典として家族旅行と言うのもあった。
当初宗治と美織は家族揃って皆で行こうと言っていたが翼と唯が遠慮して結局夫婦二人での三泊四日の旅行となったのだ。
こうして今日から四日後までこの家は翼と唯の二人っきりとなった。
ちなみにこの旅行自体は翼や唯が男根雌になる前から決まっていた事である。
とは言っても中学三年の男子と中学一年の女子の兄妹である食事等に少々不安があった。

「ところでさぁ家事何だけど」
「あっ!それなら大丈夫!僕に任せて僕の恋・・・いやクラスメイトが家事を手伝ってくれる事になってねぇ。」
「えっ!実は私も友達を呼んでいるの」
「ええ・・・それじゃあ」

そう翼も唯もこの日の為に準備と言う体である人を呼んでいたのだ。
当然二人が呼んだのは・・・

ピンポーン!

「は〜あい!」

ガチャ!

「やって来たよぉ!唯っち!」
「あっ葉子ちゃんいらっしゃい」
「あっ!この娘って確か・・・」
「初めまして唯っちのお兄さん、私は枕崎葉子です宜しくお願いします」
「父村翼です枕崎さんの事は唯から聞いているよ」
「ありがとうございます私もお兄さんの事は唯っちから聞いてます」

と唯が呼んだのか葉子が翼と唯の家にやって来た。
そしてもう一人

「あのぉ・・・お取り込み中もう訳ないですけれど」
「あっ緑!良く来たね道中どうだった?」
「ええ・・・たまたまこの娘に会って」
「ええ・・・このお姉さんも唯っちの家に行くと言うから一緒に来たの」
「そうかそれじゃあ緑も枕崎さんもどうぞ」
「あっお兄さん私は葉子で良いから」
「わかったそれじゃあ改めてどうぞ」

こうして翼と唯が呼んだ緑と葉子が家へと入ってゆく。
そして二人が上がった後で葉子が唯に小声で囁く。

「ねぇ・・・唯っち」
「どうしたの葉子ちゃん?」
「あのお姉さんは唯っちのお兄さんの何?恋人?」

唯は葉子の事を翼に教えてあげたのと同様に翼から緑の事を教えてもらってた。
だから翼と唯は緑と葉子も男根雌のふたなり淫魔になってしまうのは聞いていた。
だが当の緑と葉子は初対面であり何者なのかは知らなかった。
翼と緑の関係を葉子に聞かれて唯は少し恥ずかしそうに答える。

「まあ・・・お兄さんの恋人って言うかパートナーて言うか・・・」
「恋人?パートナー?って」
「じゃあ・・・一番分かりやすく言ったら・・・私と葉子ちゃんの関係と一緒かな?」
「えっ!私と唯っちの関係って・・・でも彼方は男と女だよ」
「だぁかぁらぁ!私と葉子ちゃんのもう一つの関係と一緒なの!あの身体の」
「えええっ!そっ!それじゃあぁ・・・」
「やっと分かったぁ!葉子ちゃん」

とようやく緑が何者かと知った葉子。
その時

「えっ!あの娘もそうなの!」

やはり緑も翼から葉子の事を聞かされ驚いていたのだ。
緑にして見れば唯だけでもこの幼さであの妖艶で淫靡な男根雌になるのが信じられない。
それなのに幼さではさして変わらない隣に居る葉子もあの男根雌になるのだから驚きを隠せない。
それは葉子とて同じであの優しそうな緑は勿論男の身体をしている翼でさえあの男根雌になると言うのだから当然の驚きであった。

こうして驚きの中で翼と唯に導かれて緑と葉子は後を追う様にリビングへと入ってゆく。
そして唯が茶を入れようと

「あっ!お茶を入れるけど」

皆に声をかける。

「でっお兄ちゃんは良いとして」
「省略するな」
「で谷田部さんと葉子ちゃんは緑茶?紅茶?それともコーヒー?」
「あっ!私はコーヒーねっ!唯っち」
「だから僕を飛ばすなって」
「もうお兄ちゃんは大体コーヒーを選ぶでしょ」
「そりゃそうだが一応聞けよ!」
「分かった分かった!で谷田部さんは」
「そうね面倒にならない様に皆でコーヒーにしましょう」
「分かった!それでは入れてくるねっ」

唯はそう言って台所に入ってゆく。

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