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僕らはふたなり淫魔に変わっちゃう
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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僕らはふたなり淫魔に変わっちゃう 19

しかしツバサを相手にしてる不良は始めの頃の勢いは全く無く寧ろ

「ぅぅ・・・ぁぁ・・・ぁぁ・・・」

とツバサの力で無理矢理腰を動かせられながら呻くしか出来なかった。
しかもセックスを始めた当初と違いまるで全てを奪われたかの様に身体はガリガリに痩せており絶命寸前であった。
事実ツバサとセックスしている不良以外はリーダー格も含め既にガリガリの身体となって絶命していたのだ。
そして残った不良も

「あん!いくぅぅ!いくぅぅ!いくぅぅ!!あん!ああああああああぁぁあん!!・・・」
「うっ!!・・・ぅぅぅぅ・・・」

ツバサが絶頂すると同時にセックスをしていた不良も中で射精し絶命してしまった。
するとツバサは不良のチンポを抜くとスッと立ち上がる。
そして

「あ〜ん!ごちそうさまでしたぁ・・・」

そう言うと再びパチンと指を鳴らすと絶命し横たわっていた不良の亡骸を一瞬に消してしまった。
後日不良達の亡骸は学校からかなり離れた場所で発見される事となる。
そして再びパチンと指を鳴らすとここら辺に張っていた結界を解く。
すると何処からかタッとその場から離れる足音がしたのだ。
そう何よりツバサはこの行為に次へのある事を既にしていた。

「あん!それにぃ・・・あの娘は今のを見ていてぇ・・・どう思ったかしらぁ・・・あ〜ん明日からも楽しみ楽しみぃ・・・あっ!あん!戻ってくううぅぅ・・・」

ツバサはそう言うと身体が次第にに翼へと戻っていく。
そして完全に翼の身体に戻ると散らばっていた制服を着る。

「あっ・・・明日からどう話したら良いのだろうか・・・」

翼はツバサが起こした事は知っている。
当然ツバサのセックスで不良達を死なせた事もそうだが今のセックスを影で見ていた娘も誰だかをも知っていた。

「もう・・・あの娘とは・・・」

翼は自己嫌悪に陥りながら着替え終えると静かに家へと帰って行く。
その途中であの痴態を撮していたリーダー格のスマホが落ちていた。

「あっ・・・」

翼はスマホを踏み壊そうと右足を上げる。
だが翼はスマホを何故か壊すのを止めるとスマホを拾い上げバッグの中にしまい込んだ。



第六章・巻き込まれた友そして新たな・・・

ツバサの出来事から遡ること一時間程前。
一年生への部活勧誘オリエンテーションが終えようとしていた。

「ふぅ・・・ようやく終わるね唯っち」
「うん・・・そうだね」

唯と葉子はオリエンテーションを退屈そうに見ていた。
それは二人共に部活へ入る意思などなかったからだ。
そしてオリエンテーションがつつがなく終えて教室に戻ると

「それじゃ帰ろうっか唯っち」
「そうしましょう・・・」

唯と葉子は帰ろうとする。
すると

「おい父村に枕崎」

帰ろうとする二人を副担任である三河(みかわ)が呼び止める。

「あっ!先生」
「先生?何の用事ですか?」

三河に呼び止められた二人は足を止め立ち止まる。
立ち止まった二人に三河は

「実はちょっとした事が有って二人に手伝って貰いたいのだが大丈夫か?」

そう言って二人を呼び込む。
唯と葉子は早く帰りたくて仕方ないのだが特にこの先やる事も無いので

「じゃあ無い・・・分かりました先生」
「分かりました・・・着替えてから体育倉庫で」

三河は唯達クラスの体育教師でしかも明日の一時限目が体育と有ってその準備なら致し方ないと思ったのか唯と葉子は三河に頷く。
唯と葉子は制服を着替えてからそちらへ向かおうとするが

「いや!そのままで良いから今から来てくれないか」
「「・・・・・・」」
「それじゃ」

三河は着替える事無く来る様に言う。
唯と葉子は少々怪訝そうな表情をしながら三河と一緒に付いて行った。
そして三河に連れられて来たのは体育倉庫では無く空いた部活の部室だった。
すると三河が連れてきた理由を述べる。

「いやあ実は女子バスケ部が誰も居なくなって休部になってしまったのだよ」
「あっ・・・はい・・・」

ここ最近の少子化とスポーツの多様化それによる強豪学校への集中で部活での実績の無いこの学校は部活動が縮小しており空き部室もいくつか有った。

「でこの部室管理者が私でね・・・そこで君達にこの空き部室に忘れ物が無いか確認だけして欲しいんだ」
「それは分かりましたけど何で私と唯っち・・・じゃなかった父村さんが呼ばれたのですか?」
「うん!うん!」
「ああ元々女子の部室だったから女子特有の物も残っているかも知れないからねぇ・・・その確認って事で」
「う〜ん確かに・・・それはそうだけど・・・」

三河は唯と葉子に空き部室の確認を頼まれたのだが二人共に乗り気は無い。
確かに元々女子の部室とあってデリケートな物も残っている可能性は否定出来ない。
が既に空いている部室なのだから別に先生が入っても大丈夫じゃないかとも二人は思っていた。

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