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〜男が女に憧れて〜自分が変わるまで〜
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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〜男が女に憧れて〜自分が変わるまで〜 3

「な…なんだ?まぁいいか寝れば治るだろ、はは」
いま真はお気楽に考えていたがあとあとこの体の不調が変化の始まりとは知らない
     
     
     
ざば〜ん
「ふう…生き返る!!気持いいなぁ…」
     
湯船に飛込むと入っていたお湯が勢いよく溢れる
     
ミシミシ……
「からだ痛いな……」
バキキ!!!!
「あがあ!!?うぐぅ!!」

(誰かがなんか言ってんなぁ……)
   
『それでいい……それでいいんだ!!お前がこの世界の〜〜〜!!!!』
     
(〜〜〜てなんだよ……ぅゎ………ぁ)
………………
………………
………………
     
どれ程気を失ってただろうか、真は浴槽の縁にもたれかっていた。
浴槽の水はほとんど揺れていない
「…………あれ?」
      
どうやら目を覚ましたようだ。しかし、まだ意識が混濁している

何故だか体の痛みが引いていた。
「ん……?俺寝てたのか…体の痛みなくなってるし…」
       
不思議そうに体のあちこちを見る
と、ひとつ変化がある
体毛が抜けている。スネ毛から腕毛、胸毛、しまいには隠毛までもが
「うげ!!気持わりぃなぁ!!なんだこれ??」
せっかくの一番風呂が毛だらけだ
     
兎に角、気味が悪いので栓を抜いて水を流した
      
「おぉ!!体つるつるだ…女みてぇだな」
     
タオルで体を拭いているとわかったのだが、毛根までなくなっていた
     
「なんだか疲れたな……雷にも打たれたし…もう寝っか」
そう言って自室へ向かい、ベットへ飛込んだ
その時、時刻は夜の八時だった
       
次の日……

学校の体育の時間
       
「あれ〜?牙城?お前って毛深くなかったっけ?」
       
親友の一人、木田井 義一(きだい よしかづ)が真の体の異変に気付いた
「そうなんだよな、昨日抜けちまったんだよ。」
       
「きめぇな!!性病か?」
「んなわけねぇだろ!!てかあってたまるか!!こんな性病!!」
「…………あれ?てかお前の声ってソプラノだったっけ?」
「あれ……んん゛…あ゛ーあーケホっ…?あり?」
       
低い声がでない!!!
       

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