龍の4戦士 8
「一緒にいるのは翔と同じ幼稚園だった舞ですよ。」
俺と淳がそっと翔達の様子を見ていると、
「翔ちゃん、あの頃の夢が適って良かったね。」
「○ん○んがあれば立っておしっこが出来るのにって言った事あるけど・・・」
翔と舞の話が分からないでいると淳が、
「舞も翔と同じような・・・」
要するに、筋肉とかに性的興奮を感じる性質って訳か、
しかも翔がそういうのに目覚めたのは舞の影響らしく、
「翔ちゃん、だいぶ鍛えたんだね。」
舞が翔の腹筋とか引き締まったお尻などを触っていくのだが、
「ねえ、翔ちゃんお願いがあるんだけど。」
「お願い?」
「翔ちゃんが変身したのを見たいな。」
翔は戸惑いながら、
「舞の気持ちは分かるけど・・・」
「翔ちゃんの意地悪。」
泣きながら走り去ろうとすると、ハエとカニを合わせたような怪物が現われ、
ハサミで舞を挟み込んで飛び立とうとすると、
「彼女を放せ。」
龍の戦士に変身した翔が衝撃波を放って、
怪物の動きを鈍らせてから、舞を助け出し、
「とにかく無事で・・・」
怪物が再び動き出そうとするのを見て、変身した俺と淳がそれぞれ火の玉と冷気を怪物にぶつけると、
温度差のためかあちこちにひびが入ってそのまま動かなくなり、
「先輩に淳。」
全く、翔も詰めが甘いな。