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邪淫女神イムラーン
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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邪淫女神イムラーン 9

そして二人共学園に入り教室へと入る。
クラスメイト達は友記の体調を心配し加奈に聞くが加奈も分からないので友記を見守るしか無かった。
やがて時間が進み一日の授業が終わり後は午後のホームルームを待つばかりとなったその時

『イムラーン!・・・』

『イムラーン!・・・』

友記の頭の中にだけあの『イムラーン!』と唱える声が聞こえてきたのだ。
その瞬間に友記の目から力が無くなり

「せん・・・せい・・・ほけん・・・しつに・・・」
「はいイム・・・いや富坂君行ってらっしゃい、桑畑さん一緒について行って」
「はい」

担任はそう言って加奈を付き添わせて友記を保健室へとむかう。
加奈は保健委員だったので当然の処置である。
そして二人が保健室に到着し中に入ると井村先生が椅子に座っていた。

「先生、トモ・・・いや富坂君が具合が悪くて診て貰いませんか」
「分かったわ、じゃイム・・・いや富坂君をその椅子に座らせて」

井村先生は友記の診察を始めると加奈に声をかける。

「桑畑さん、この先は私が診るから今日はとりあえず家に帰りなさい」
「あっ、でも私も保健委員で家も隣なので一緒に居ても良いですか」
「大丈夫よ桑畑さんは自分のやる事をやって、富坂君の事は私に任せてちょうだい」
「はい・・・分かりました・・・」

そうして加奈は一緒に居たかったが説得され友記を井村先生に任せて保健室を出て扉を閉める。

「友記・・・大丈夫かな・・・」

加奈は友記を心配しながらも振り返る。
そして保健室から離れその一歩を歩んだ瞬間

ズキン!

「痛っ!!・・・」

加奈の胸元が再び痛んだのだ。
しかも夜の時よりも確実に痛みが強く感じたのだ。
加奈は一瞬だったがあまりの痛さに

「うっ・・・私もちょっと診てもらおうかな・・・」

再び保健室の方へと振り返る。
すると扉には不在の札が掲げられていたのだ。

「そんな・・・まだ私が出て数秒しか経ってないのに出た気配もないし不在だなんて」

加奈は不審に感じ慌てて扉を開ける。
すると保健室の中は井村先生は勿論、友記の姿さえ無くもぬけの殻となっていた。

「えっ!嘘でしょ・・・僅か数秒なのに誰も居ないなんて・・・」

加奈は誰も居ない保健室で一人ポツンと立ち尽くしていた。
そしてとりあえず周りを見渡すと

「あれ?この壁ちょっと変」

加奈は壁の一部が変な状態になっているのに気づく。
そして壁に手を触れるとすぅっと開いて下に降りる隠し階段があったのだ。

「なっ何でこんなところに階段なんかあるのよ」

保健委員だった加奈でさえこんな隠し階段があったのを今初めて知ったのだ。
そして再び周りを見渡すと

「窓も開いた気配もないしどう考えてもここを通ったとしか・・・」

加奈はそう考えると扉をくぐり隠し階段へと足を運ぶ。
そして階段に足をかけたその瞬間

『イムラーン!・・・』

『イムラーン!・・・』

加奈の頭の中で『イムラーン』の声が響きわたった。

「何・・・『イムラーン』って何なの・・・」

加奈の頭の中で『イムラーン』と響く中でも加奈の足は止まらず階段を降りて行く。
そして降りて行く度に

「あっ・・・胸があついぃぃ・・・アソコもあついぃぃ・・・」

加奈の胸や股間に熱を帯び始め身体を刺激させていく。
だがそれでも加奈の足は動きを止めず降りて行く。
いや詳しくは止まらなくなっていったのだ。
そして更に階段を降りて行くと加奈の耳からも

『イムラーン!・・・』

『イムラーン!・・・』

と唱える声が聞こえてくる。
すると加奈の身体全体が熱く火照り始める。

「あついぃぃ・・・からだぐぁ・・・あついぃぃ・・・」

加奈はそう言うと何故か上履きそして靴下を脱ぎ捨て裸足となった。
やがて階段を降りきると加奈の目の前には大勢のマント姿の女性達が『イムラーン』と唱える広大な部屋があった。
そしてその部屋の中では友記がマント姿の女性二人に服を脱がされ全裸にされていた。
友記は裸になるとゆっくりと歩みだし床に描かれた魔方陣みたいな円形の模様の中心にまで進む。
そして友記が中心に辿り着くと模様が光始め瞬く間に光の柱の様に光が立ち上がった。

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