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邪淫女神イムラーン
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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邪淫女神イムラーン 1

その昔まだ仏教等が日本に渡る前・・・
この地に女性達が集まり神に祈る土着の宗教があった。
しかし仏教等が日本に渡るとその土着の宗教は邪教とされ弾圧されてしまった。
しかしその宗教は細々と今だ続いていた。

しかも異形なる力を手に入れつつ・・・



「イムラーン!」

『イムラーン!』

「イムラーン!」

『イムラーン!』

此処はとある礼拝場。
場は蝋燭の火の灯り以外は無く薄暗い。
その場に居る者達は皆黒いフードを頭から被り足先まで覆い顔を隠していた。
そしてリーダーと思われる者が前に出ており目の前にある巨大な銅像に『イムラーン』と唱えると他の者達も続けて『イムラーン』と唱えそれを繰り返していた。
その声は女性の声ばかりでその場に男性が居ないのだけは明らかである。
それも誰もが年老いた枯れた声ではなく透き通った艶のある声をしていた。
そんな彼女達が祈っていた銅像も異様な形をしていた。
大きさは二階建ての家と同じ位で全身が全裸で金色に輝いている。
その顔は少女の様に可憐でショートカットと相まって綺麗な顔立ちである。
だが首から下は美しくも卑猥でいやらしい身体つきをしていた。
突き出た乳房は巨大でありながらも美しい形も合わせ持っている。
更に細く括れた腰から豊満な尻への丸いラインは卑猥以外何物ではない。
だが一番異様なのはM字開脚した美脚から覗く股間であった、
卑猥に開いたマ〇コに有る筈のクリ〇リスが無く代わりに巨大に祖反り立つチ〇ポがあった。
そう彼女達は両性具有の女体銅像に礼拝していたのだ。
そして彼女達は絶えず『イムラーン』と唱え頭を上げ下げをしながら銅像に礼拝していた。
すると銅像の顔の辺りに白い煙状の球体が現れ次第に大きくかつ濃くなってゆく。
そして球体が直径1m程になった時に球体から少年の顔が映し出された。
その瞬間

『おおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!』

コート姿の女性達から驚きと歓声があがる。
そしてリーダーらしき女性が皆の前に振り向き

「今!新たなイムラーン様の素体が現れた!
これより明日この場でその者を連れてイムラーン様転生の儀を行う!
今日は明日のために皆は身体を休めるがよい!」

とその場に居た全員に告げた。
すると他の女性達は皆

『イムラーン!イムラーン!・・・』

と再び『イムラーン』と唱え始めた。
そしてリーダーの声を無視するが如く女性達は遅くまで唱え続けた。

『イムラーン!イムラーン!・・・』

と・・・



「おっはよ〜う!トト」
「オッス!おはよう」
「トト!おはようさん」
「おはようっ」

ここはとある地方都市。
隣接した地方の中核都市のベッドタウンとして近年発達している都市だ。
とは言え少し離れると田畑が広がっており自然多き都市でもあった。
そんな都市にある学園がある。

『私立井村学園』

この地に古くからある女子校であったが近年の少子化の影響で六年前から共学に移行している。
学習成績も優秀で近隣からは成績優秀な学生が集まってくる。
そしてその学園に通う高等部一年富坂友記(とみさかともき)愛称トトは何処にでもいる普通の男子高生である。
背丈こそ普通の男子高生よりは若干低いものの中肉中背で運動部に入っていないにも関わらず絞まった筋肉質の身体をしている。
そんな身体とは正反対に顔立ちは女子と間違えられる程に可憐な顔をしており優しい性格もあって男女共に親しくしていた。
そんな友記に

「おはよう!友記!」

愛称ではなく下の名前で呼ぶ少女が友記に駆け寄って来る。

「おはよう加奈(かな)」

友紀も少女に親しげに声をかけた。
彼女の名前は桑畑(くわばた)加奈。
友記の隣に住んでおりかつ小学校や学園の中等部に入ってからも一緒でしかも小四と中一以外はクラスメイトとまさに腐れ縁の幼なじみであった。
そんな加奈も背丈こそ小柄で胸もAカップと小さいが可愛い顔立ちと明るい性格は友記同様に男女共に親しくしていた。

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