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邪淫女神イムラーン
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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邪淫女神イムラーン 159

だが桔梗が呟いた言葉がこの堂々巡りの議論に楔をかける。

「ところで井村先生?」
「何?桔梗さん」
「大昔にはイムラーン様と同じ様なのが数多く有ったと前に聞いた事が有るけど」
「ええ、御当地独自の宗教の中にイムラーン様と似たのは有ったけれどそれが何か?」
「いいえ・・・井村先生がその全てを把握してるかなって思ったので」
「一応平安時代迄は遡って把握していますわ」
「でも仏教等はそれ以前に日本に入っていたから」
「そうか!平安時代以前にイムラーン様に似たのが有ってそれが廃れ奇跡的に血筋が繋がっていたならもしかしたら」
「でもそんな昔に廃れたのがこの現代迄繋がっているかしら?」
「でも其れなら詩織さんと莉緒さんの説明にはなりますわ」
「そうね・・・それしか説明つけないか?・・・」

と桔梗と倫子それに井村先生はそう結論するしか無かった。
考えてみれば仏教そしてキリスト教の伝来そして江戸時代は勿論一説には太平洋戦争終戦迄有ったとされている宗教弾圧を回潜って今の集会が有るのだ。
それ自体歴史的に奇跡と言っても過言ではない。
そう考えるとこの結論も不思議とは決して夢物語とは言えないのだ。
そして三人は詩織と莉緒が加わった事による新たな化学変化を期待せざろう得なかった。


「ねぇ桜ちゃんもう気がついたかな?」
「うん、それにあの娘達・・・確か詩織さんと莉緒さんだっけあの二人も大丈夫かなぁ」
「そうねぇ・・・でも新たな娘が来て私は楽しみだなぁ」
「そうだねぇ確か加奈が先に行ってたわね」
「ええ・・・もしかしたらもう始めていたりして」
「かもねぇ」

友記は楓と彩芽の三人で桜達が運ばれた部屋へと向かっていた。


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