PiPi's World 投稿小説

邪淫女神イムラーン
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

の最初へ
 77
 79
の最後へ

邪淫女神イムラーン 79

すると井村先生はみんなの顔を見渡すと倫子を紹介する。

「先ずはみんなは知っているとは思うけれど改めて倫子さんを紹介するわ、倫子さん挨拶を」
「はい、『河原木倫子』改め『井村倫子』です・・・」

倫子は友記達に改めて自己紹介をし自分を事細かに説明をする。
そして説明を一通り終え一人ずつ握手をすると桔梗は井村先生に質問をする。

「ところで先生!倫子さんを紹介する為に私達を集めた訳じゃないですよね?」
「ええ!これからが本題だけど倫子さんには私の後を継ぐのに大学等に行って貰います」
「へぇ・・・そうなんだ」
「それで倫子さんに高校のカリキュラムを受けて貰うのだけど倫子さんは約四ヶ月の間授業を受けて無いので学園に通うのではなく学園の先生方を此処に呼んで授業を受けて貰う事になったの」
「わざわざ先生方が来るのですか」
「ええ!それで来て貰うのでついでに中等部の先生方にも来てもらいイムラーン様方や栓女達も一緒に授業に受けて貰う事にしたの」
「ええぇ!俺らも一緒に受けるのかよ!」

井村先生の新たな頼み事に友記は少々嫌な顔をする。
とは言え友記以外の他のみんなはとは言えば

「まだ勉強出来るんだ友記」
「まあセックスばかりじゃね」
「桜!彩芽!また一緒に勉強出来るね」
「一緒に出来て私も嬉しいわ」
「私もよ楓ちゃん桜ちゃん」

と概ね好意的に井村先生の頼みを受け入れていた。
すると井村先生は後ろから箱を出すと

「それで裸のまま授業を受けるのも出来るけどやっぱりねぇ」

箱から学園の制服を取り出し一人ずつ渡したのだ。

「うわあぁ、また制服が着れるなんて」
「本当にそうですね加奈さん」

もう制服を着る事がもう無いと思っていた加奈と桔梗は喜び

「これが高校の制服かぁ・・・」

倫子も制服を渡され感無量になる。
勿論だが楓と桜それに彩芽の中等部二年生トリオも再び中等部の制服を渡され跳び跳ねながら喜んでいる。
だが一人だけ暗く落ち込んでいる者がいた。

「みんなが喜んでいるから俺も授業には受けるが何で・・・」

そう友記一人だけが更に頭を項垂れて困っているのだ。
当然だが友記にも学園の制服が渡されている。
しかし渡されたのは女子の制服。
友記自身はいまだに男子と思っているので女子の制服に抵抗があるのだ。
そんな憂鬱な友記をよそに他のみんなは

「それじゃ久方ぶりに制服を着ようかしら」
「そうね私も着ようかな」
「高校の制服かあ・・・」
「私達も着ようよ」
「うん!そうしよう」
「私も楽しみ」

笑顔を浮かべながら制服を着る為に一端自分達の部屋に入ってゆく。
そして友記も

「はぁ・・・とりあえずみんなも部屋に戻ったから俺も戻るとするか・・・」

そう言いながら自身の部屋へと戻って行った。
そして暫くすると友記以外のみんなは各々学園の制服を着て部屋を出て来た。

「やっぱり制服を着るとシャキッとするね」
「本当ね」
「まさか制服を着れるなんて夢みたい・・・」

もう着る事が無いと思っていたからか加奈と桔梗はスカートを揺らしながら久方ぶりの制服を確かめる。
そして倫子も学園の制服を着て感無量な気持ちになっていた。
勿論だが中等部二年生トリオも

「制服を着ているのも良いね」
「うん!裸も良いけどやっぱりね」
「何か落ち着くよね」

久々なのか一学期までの気分ではしゃいでいた。
とは言え完全にみんなが制服を着こなしている訳ではない。
彼女達が着ている制服の胸元はかなり余裕のある特注品なのだ。
完全なイムラーンに近づいている加奈や不思議な力等無い倫子でさえ2〜3カップの余裕があり栓女達や彩芽に至っては胸元がガバガバなのだ。
もっともそれは彼女達の胸が更に膨らむのを見込んでの事であり事実倫子以外は胸に見合ったブラジャーを持っておらず身に付けていないのだ。
ちなみに加奈の股間にはパンティーでは無く海に出掛けた時に友記から貰ったトランクスを履いている。
しかしそんな事を気にせず久方ぶりの制服にはしゃいでいると

「ところで友記様は?」
「あっ!まだ友記様が出て来ていない」

楓と桜が友記が居ない事に気づく。
すると加奈がある事に気づくと

「もう友記ったらまた『女子のを着てられるか』と恥ずかしがっているのかしら」

加奈は海に行った時に友記が女性物の水着を着るのを躊躇っていた事を思い出していた。
すると加奈は楓に向かって手招きをする。

「ちょっと楓ちゃん」
「何ですか?加奈様」

そして加奈が楓に耳打ちをすると

「はい!勿論です」

楓はそう言ってポケットから鍵を取り出す。
実は友記と楓は何時でもセックスが出来るようにお互いの合鍵を持っているのだ。
ちなみに加奈と桜もお互いの合鍵を持ち合わせているが元々相部屋である彩芽と桔梗の片野坂姉妹や『井村』を継いだ倫子はそんな事はしていない。
そして加奈が友記の部屋にノックする。

トン!トン!

「友記!開けて」
『今は駄目だ』
「もう友記ったら・・・楓ちゃん入るわよ」
「はい!加奈様」

ガチャ・・・

友記が自室への入室拒否をすると加奈は楓に鍵を解除させる。
そして

「友記、入るわよ」

加奈はそう言うと扉を開けて楓それに何故か桜と一緒に友記の部屋へと入って行った。

SNSでこの小説を紹介

性転換/フタナリの他のリレー小説

こちらから小説を探す