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邪淫女神イムラーン
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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邪淫女神イムラーン 56

軽いキスを終えお互いの顔を離すと桔梗がある事を思い出す。

「そう言えば先生から彩芽の事を今後『彩芽様』って言わなきゃいけないと教えられたけど?」

桔梗は井村先生から主従の関係から彩芽に対して『様』を付けるように言われたのだ。
しかし彩芽はくもり顔をして頭を横に振る。

「でもお姉ちゃんに『彩芽様』って言われるの・・・何か嫌・・・」
「実は私もよ」
「じゃ今まで通りに『彩芽』でお願いします・・・お姉ちゃん」
「うん・・・これからも宜しくね彩芽」
「うん、お姉ちゃん」

二人は主従の関係である以上に姉妹の関係を優先とした。
だが彩芽はまだくもり顔をしている。

「で・・・同じ事を伝えたい人が居るんでしょ彩芽」
「うん・・・でも二人は・・・」
「確かにあの二人は基本は真面目だからねぇ・・・だからもしもの時はね・・・」
「・・・うん、分かったお姉ちゃん」

彩芽は『様』付けで言う二人・・・楓と桜に前と同じように友達として言い合いたいと思っていた。
そんな彩芽に桔梗は耳に近づき小声で何かを伝える。
彩芽はそれに笑顔で頷いた。
すると

トン!トン!

『彩芽様、食事を持って来ました』
『彩芽様、失礼します』
『失礼します』

ちょうど都合が良いところで楓と桜がやって来たのだ。

「どうぞ・・・開いてます」

彩芽が声をかけると扉が開き楓と桜が食事を持って入って来た。
そして楓と桜は食事を棚に置くとそのまま引き返そうとする。
すると彩芽は二人をひき止める。

「あの・・・ちょっと待って楓ちゃん桜ちゃん」
「何でしょうか?彩芽様」
「用が有ったら何なりと彩芽様」
「あの・・・二人共『様』付けは止めないかな・・・前みたく」
「そうは・・・いきません彩芽様・・・」
「何で?」
「イムラーン様になられた彩芽様は・・・神も同然・・・」
「前みたいな事・・・出来ません・・・」
「楓ちゃん・・・桜ちゃん・・・」

彩芽は二人に前みたいな関係でいたいと『様』付けを止めるように伝える。
しかし楓と桜は彩芽をたてる為か『様』付けを止めるのを拒否する。
だがその拒否する言葉の節々に戸惑いが有り二人共悩んでいるのは彩芽にも痛いほどに分かっていた。
そして予想通りの展開に彩芽と桔梗は先程耳打ちした事を実行する。

「あっ!お姉ちゃん」
「何でしょうか?」
「何かアソコがベタベタしちゃって」

二人はそう言い合うと彩芽は桔梗にむかって太股を広げマ〇コを見せびらかせる。
そこは確かに桔梗に弄られていたせいかマ〇コが濡れており言葉通りにベタベタしていた。

「ねぇお姉ちゃん何とかして?」
「えっ・・・そう言われても私はどうすれば良いか?・・・」

彩芽は桔梗に対応をお願いするが桔梗は分からない顔をして悩む。
すると彩芽は楓と桜を見つめ今度は二人に話す。

「じゃ楓ちゃんと桜ちゃんアソコを綺麗にしてちょうだい」
「分かりました彩芽様」
「はい彩芽様」

彩芽にそう言われると楓と桜は近づき頭を股間に潜り込ませマ〇コを舌で舐め始めた。

「はうぅぅ・・・どうですか彩芽様・・・」
「ペロッペロッ・・・いかがですか彩芽様・・・」
「うっ・・・うん・・・」

楓と桜は栓女として当然の行動を行い続ける。
楓と桜は彩芽のマ〇コの襞や後にチ〇ポになるクリ〇リスに着いた愛液を丁寧に舐め取り綺麗にしてゆく。

「はぁぁぁ・・・あやめ・・・さまぁぁ・・・」
「あやめ・・・さまぁぁ・・・いかがですぅ・・・かぁぁ・・・」

楓と桜は彩芽の為にマ〇コを舐め続けるが友記や加奈の時とは違い赤く高揚した顔の中に少し照れくさそうな表情を見せていた。
そして彩芽のマ〇コに愛液がすっかり無くなり綺麗になると楓と桜は彩芽の股間から顔を離してゆく。

「ありがとう、楓ちゃん桜ちゃん」
「お気に召さないで下さい彩芽様」
「彩芽様が命じて下されば私達は何なりと」

彩芽が楓と桜に礼を言うと二人は返事を返す。
すると彩芽は二人の返事を待っていたかとばかりに二人に話しかける。

「私が命じれば何でも?」
「ええ・・・彩芽様が命じれば」
「人の命や心身等を傷付く事さえ命じなければ私達は彩芽様を逆らえません」
「そうですか・・・」

彩芽はその言葉を聞き桔梗が伝えた作戦に手応えを得る。
そして彩芽は先程と同じ事を目を滲ませながら命令調で強く言う。

「じゃ・・・楓ちゃんと桜ちゃんに一つ決まり事があるの」
「何ですか?彩芽様」
「彩芽様・・・何なりと」
「・・・私に『様』付けで言うのは止めなさい!そして前みたいに私の友達として付き合って!」
「そっ・・・それは・・・」
「彩芽・・・さ・・・」
「楓ちゃん!!桜ちゃん!!」
「「・・・」」

彩芽の懸命な願いに楓と桜は言葉が出なかった。
いや楓と桜も本当は彩芽と同じずっと友達でいたいとの思いであったのだ。
しかしイムラーンと栓女の関係はそのまま主従の関係であると小さい頃から教え込まれた楓と桜にとって非常に難しい事である。
頭を抱える楓と桜・・・
すると違うところから声がかかる。

「出来れば俺達にも『様』付けは止めて欲しいな」
「うん!うん!私達はもう家族同然なのに『様』付けはちょっとねぇ」
「友記様・・・」
「加奈様・・・」

そう扉に友記と加奈が来ていて話を聞いていたのだ。
そしてうなだれていた楓と桜の背中を押す。

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