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邪淫女神イムラーン
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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邪淫女神イムラーン 44

そして彩芽はリビングに着き桔梗と共に会話をしながら朝食を取る。
その途中で彩芽が先程見た夢の話になる。

「ところでさっき変な夢を見たの」
「へぇ・・・でどんな夢?」
「それがさあイムラーンと名乗る二人の女性が現れて私を誘いに来たんだあ」

ガチャン!!

その話をした瞬間にキッチンに居た彩芽や桔梗の母親が洗っていた数本のスプーンを落としたのだ。

「お母さん大丈夫?」
「大丈夫よ・・・スプーンを落としただけだから気にしないで」
「うん分かった」
「ありがと」


二人の母親はそう言って二人を安心させる。
すると二人は先程の話の続きをする。

「で?さっきの続きは?」
「うん・・・その女性が共にバカでかい胸をしててしかも股間におち〇ちんとま〇こが一緒にあるの」
「まるでエロゲーみたい」
「で?私がその二人に捕まって服を脱がされ身体を触れまくると私の身体まで二人と同じ身体になっちゃうの」
「で?その後は?」
「その後は・・・その・・・」
「待って、その先はだいたい想像つくから話さなくて良いわ」
「うん・・・」

そう言って二人の会話は一旦終わった。
すると二人の母親は少し慌てるように

「はっ・・・早くしないと塾の午前講習が有るんでしょ?早く準備しなさい」
「は〜い!」
「はい!お母さん」
「あと母さんは急用で出掛けるから」
「分かった」
「分かりましたお母さん」

こうして二人は塾に行く準備をして家を出る。
そして塾では何事も無く講習は進み二人は揃って家へと帰る。
その途中で二人はある光景を目にする。

「お姉ちゃん」
「何?彩芽」
「あれ?お母さんじゃない」
「そうだよね・・・誰か待っているみたいだけど」

二人は物陰に隠れて母親の様子を見守る。
すると母親がある人達と合流する。

「あれ?楓ちゃんと桜ちゃんのお母さんじゃない」
「それに桑畑さんと富坂くんの母親も居るわ」

そう二人の母親は奇しくも退学した筈の友記や加奈そして楓と桜の母親達と待ち合わせしていたのだ。
そして更に数人の女性が母親達の周りに集まると何処かに行くのか歩き始める。

「ねぇ?お姉ちゃん後をついて行かない?」
「ちょっと待って!後をついて行くのはちょっと不味いんじゃないの」
「でも楓ちゃんや桜ちゃんのお母さんも一緒に居るんだから二人の退学理由も分かるんじゃないかな?」
「だからってそんな事で・・・」
「お姉ちゃんのクラスメイトのお母さんも一緒だし余りにも偶然過ぎるよ!ねぇ行こう?お姉ちゃん」
「ううん・・・分かった行きましょう彩芽」
「うん!」

こうして彩芽と桔梗は母親達の後を追った。
そして後を追うと母親達はあるビルへと入って行く。
そこは昨日井村先生の車が入って行ったビルであった。

「此処は昨日保健の先生の車が入ったビルじゃない」
「ますます怪しい・・・ちょっと近づいてみましょう彩芽」
「うん!」

彩芽と桔梗は頷くとビルに近づいて行く。
だが・・・もし二人がここで踏み留まっていたら・・・
二人の運命は変わってたかもしれない・・・

彩芽と桔梗はビルの前に立つと

「いいの?彩芽」
「うん!入ろうお姉ちゃん」

二人はビルの中へと入り込む。
その瞬間!

ドクン!!

『イムラーン!・・・』

『イムラーン!・・・』

「えっ・・・何?・・・」

彩芽の身体に得体の知らない衝撃が走り同時に頭の中で『イムラーン』と唱える声が聞こえてきた。
ところが

「お姉ちゃん、今『イムラーン』って聞こえなかった?」
「えっ?私には何も聞こえないわよ」

桔梗の耳にはその言葉が聞こえてこない。
そして更に

「えっ・・・だって今・・・ううっ・・・」

突然彩芽が腰が落ち踞ってしまったのだ。
いきなり屈んだ彩芽を見て桔梗は

「彩芽!どうしたの具合が悪かったら家に戻る?」

彩芽に声をかける。
ところが彩芽はすぐに立ち上がると

「あっ・・・ああぁぁ・・・あついいぃぃ・・・あついよおぉぉ・・・」

そう呟き足をふらつかせながらも中へと歩き始める。

「まっ待ちなさい彩芽!一旦戻ろ」

桔梗は彩芽を掴んで外に出そうとする。
だが

「ああぁぁ・・・あついいぃぃ・・・からだぐあぁぁあついいぃぃ・・・」
「うわっ!あっ彩芽・・・」

彩芽はそう呟きながらも今まで見せた事がない力で中へと進む。
桔梗は彩芽を止めようとするがふらつきながらもその力強さに仕方なく彩芽の後を追った。
そして彩芽は母親達が進んだ部屋とは違う扉を開けて先へと進む。
桔梗も後を追うが彩芽の歩みを見て何か変な力に導かれるように見えてだんだん嫌な予感を感じていた。

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