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邪淫女神イムラーン
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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邪淫女神イムラーン 36

そして泊まる準備をして水着に着替えると

「海だぁ!綺麗・・・」
「友記様ぁ!加奈様ぁ!先生も早く早く!」
「待ってぇ!楓ちゃん桜ちゃん」
「二人ともまだまだ子供なんだから」

楓と桜が飛び出すようにプライベートビーチに出て来て加奈と井村先生がゆっくりと後を追った。

「みんなも早く!」
「海に入りましょうよう」

赤いビキニの楓と限りなく白に近い薄いピンク色のビキニの桜。
自分の名前に合わせたビキニを着けた二人は飛び跳ねながら誘う。
その胸の揺れはつい数週間前までツルペタだったとは思えない乳揺れをしている。

「はいはい今行くよ」
「もうちょっと待ってて」

そんな二人を加奈と井村先生は微笑みながらビーチへと向かう。
加奈は黄色いビキニにパイナップル柄のパレオを腰に巻いている。
勿論このパレオはチ〇ポによって膨らんだ股間を隠す為である。
そして井村先生は紫色のハイレグワンピースにパーカーを羽織り日傘をさしていた。
加奈と井村先生がビーチへと向かうと

「あれ?友記様は?」
「えっ!そう言えば居ないわね」
「もう友記ったら・・・私連れて来るわ」
「分かりました、お願いします加奈様」

加奈は友記を連れて来るために別荘へと戻って行く。
そして戻ると友記が扉の前で立ち止まっていた。

「友記ったら何しているの!みんな待っているわよ」
「だってさ・・・恥ずかしいじゃん」
「恥ずかしいって何時も裸でいるのに今更何言っているのよ」
「だって女物の水着を着ているなんて・・・」

どうやら友記は女物の水着を着ているのが恥ずかしいようだ。
もっとも

「そんな事言ったって今の友記の身体じゃあ男物の方が変だよ」

加奈の言う通りチ〇ポがある事を除けば今の友記の身体は女そのものであり男物が似合う訳がないのは当然であった。
とは言え自身は今だ男だと思っている友記にとって女物を着て外に出るのはやはり恥ずかしい。
だが加奈は問答無用に

「さあ!行くわよ友記!」
「うわあぁ!ちょっと待ってよ加奈ぁ!」

加奈は友記の腕を捕り海へと強引に引っ張っていった。
その瞬間

「あっ!・・・」

加奈の力強い引っ張りに友記の中に何かが芽生える。
そう友記に芽生えた女の心・・・
その女の心と今までの男の心を抱きながら加奈と共に海へと向かった。
そして友記は加奈と共に外に出ると

「わぁ・・・友記様・・・」
「友記様・・・加奈様・・・素敵です・・・」

既に外ではしゃいでいた楓と桜は友記の姿にうっとりする。
水色のビキニに同じ水色に白の水玉のパレオを腰に巻いた姿は隣にいる加奈と共に神々しい程に美しかった。
そして友記は加奈に引っ張られながらピーチへと降りて行く。

「友記様ぁ〜加奈様ぁ〜」
「早く!早く!」
「楓ちゃ〜ん!桜ちゃ〜ん!今行くねぇ〜」
「・・・」

こうして友記と加奈も楓と桜のもとに行くが友記は絶えず黙ったままでいる。
やっぱり友記は女性物の水着を着けて外に出るのは恥ずかしいようだった。
その時

「えいっ!」

波打ち際に居た楓が友記に海水をかける。
するといきなりかけられた友記は思わずむきになり

「・・・やったな!」

今度は友記が楓に海水をかける。
それが加奈や桜にもかかり

「と・も・きぃぃ!」
「私も・・・えいっ!」

四人で水かけ合戦を始めるのであった。
こうして久しぶりの日射しの下、砂浜ではしゃぐ四人。

「こら!楓!俺から逃げるんじゃねぇ!」
「やだこった!」
「友記・・・その姿で『俺』は似合わないわよ」
「俺は男だから良いの」
「「「ど・こ・が!!」」」
「皆で否定すんなよ・・・」

とまあ四人はくだらない事をしゃべりながら楽しんでいる。
そんな姿に井村先生は四人を外に出して良かったと思いながらビーチパラソルの下でゆったりと見つめていた。
そんな中四人がはしゃいでいると

「加奈様、えいっ!」
「きゃっ!・・・あっ・・・」
「加奈!危ない」

桜の水かけを浴びた加奈が足をとられ前から倒れかける。
それを友記が庇おうと加奈を支えようとしたが

「きゃあぁぁ!!」
「うわあっ!」

支えきれず二人共に砂浜に倒れてしまう。

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