邪淫女神イムラーン 25
勿論だが友記と加奈も『せん女』の『せん』の意味が分からずボカ〜ンとしていた。
そんな四人に井村先生は話を続ける。
「良いわちょうどこれから『せん女の儀式』をやるから私の後に付いて来なさい」
「「「「はい・・・」」」」
井村先生はそう言って歩き始める。
四人は取り敢えず井村先生の後を付いて歩き始めた。
すると何時もの儀式する場所とは別の方向に行き案内されてない扉を開け入って行く。
四人も当然井村先生の後を追う。
入ると更に下へと降りる階段があり皆は下へと向かう。
そして降りきった所には重厚な扉があった。
井村先生は着くなり四人に向かって
「この先は『イムラーン様』と『せん女』それに『イムラを継ぐ者』しか入れない聖域だから」
「「「「はい・・・」」」」
そう言って四人が返事をすると井村先生はその重厚な扉を静かに開けた。
其処には人が数人入れる石で出来た箱が百数十も並んでいた。
「これは一体何ですか?」
友記は当然井村先生に質問する。
すると井村先生は
「中を覗けば直ぐに分かるわ」
四人はそれぞれの箱を覗き込んだ。
そして四人が石の箱を覗き込んだ瞬間
「きゃああああああ!!」
「嘘だろう・・・」
「これって・・・」
「・・・」
それは石の箱には見事な爆乳乳房をした複数の美少女が全裸で二人一組になって抱き合いながら眠るように死んでいたのだ。
しかも全ての遺体が腐敗する事もミイラ化する事も無く生きていた時の姿そのままに維持していたのだ。
それだけでない良く見ると抱いている片方がチ〇ポが生えておりもう一人のマ〇コに入れながら死んでいるのだ。
それは紛れもなく抱いている二人のうち一人はイムラーンだと分かった。
そう・・・此処はイムラーン達の墓の集まり霊廟であった。
すると井村先生が友記達四人に説明し始める。
「これはこの地で治める初代からの歴代イムラーン様が永遠の眠りについた霊廟・・・そして私はその霊廟の墓守が真の仕事なの」
「でっ・・・でも何で遺体が腐らずミイラにもならないで生きていた時の姿を保っているんだ?」
すると空かさず友記が質問する。
それは加奈達ほかの三人も同じ疑問を持っていた。
そんな四人を見た井村先生はその答えを語り始める。
「そう・・・見ての通り此処はイムラーン様方が永遠の眠りについた霊廟・・・そしてイムラーン様方と共に抱かれて眠るのが『栓(せん)女』・・・イムラーン様方のチ〇コを『栓』をする様に入れながら死ぬ役目こそ『栓女』の真の仕事なのよ」
その言葉に四人は唖然とする。
特に楓と桜にとって栓女の真の役目を初めて知って呆然としていた。
すると友記があることに気付く。
「でも何で栓女を抱きながら?」
「そもそもイムラーン様も亡くなると腐敗しますがその時身体から猛毒を放ち周囲数Kmの生命を死滅させるのです」
「そんな・・・」
「これも身を守る為なのですがそれ故に他からは邪教と呼ばれ最近まで弾圧され続け遂に此処以外は滅んでしまったのです」
そう言って井村先生は下を向いてしまった。
だがそんな歴史があったとは言え四人の疑問は晴れてはいない。
何故イムラーンが栓女を抱きながら死んでいて尚且つ生きていた時のままの姿を保てている理由を答えてはいないのだ。
「でも何で・・・」
「ごめんなさい脱線しちゃって、イムラーン様の遺体は何故か女を跨がせ繋がると止まるの・・・それもイムラーン様に処女を捧げほぼ毎日セックスしていた女性だけが止められるのです・・・そしてその副作用で栓女も死んでしまいイムラーン様方と同じ様に腐敗もせずにいられるのです」
「それが栓女の宿命・・・」
「そうです、だから栓女は絶えずイムラーン様と共にして求められれば何時でも股を開いて応じなければならないのです」
それを聞いて楓と桜は驚いていた。
二人にとって栓女とはイムラーンの身の回りを一日中世話をする者だと思っていたのだ。
だがそれはついででしかなく本当はイムラーンが死ぬまでいや死んだ後も娼婦みたく身体を捧げるのが二人の使命なのだ。
勿論楓や桜とて友記や加奈とセックスする覚悟はあった。
しかし絶えずセックスし続け死んだ後もセックスしながら眠るなんて思いもしなかったのだ。
そして同時に二人は薄い胸元を見て両手をあてる。
何故なら栓女の遺体も例外なくイムラーン並に乳房が爆乳化しており中にはイムラーンと栓女が爆乳乳房を吸いながら死んでいる者達もいるのだ。
それは栓女もまたイムラーンとは別に淫らな女体に変わり果てるのだ。
そうチ〇ポの無いイムラーン・・・
それが栓女の女体なのだ。
そんな二人に加奈はそっと後に回り込み
「大丈夫だよ」
と言って二人を抱き込む。
「「加奈様・・・」」
二人も加奈の優しい言葉に気持ちを落ち着かせた。
とは言え加奈自身は少し残念と思っていた。
何故なら友記が死んだ時に抱かれているのが自分ではなく目の前の二人のどちらかなのだ。
だが二人を見て何故か愛しくなっていく。
そう自身が亡くなる時どちらかを抱いて亡くなるのだ。
そう思うと加奈は二人の事が自然と好きになっていったのだ。
妹分として・・・
友記を愛する者同士として・・・
そして自分を愛する妻として・・・