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邪淫女神イムラーン
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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邪淫女神イムラーン 145

そして校舎に入り

「それじゃ・・・また休み時間に」
「うん・・・分かった」

二人は別れそれぞれの教室に入ると数分後にはホームルームの時間となる。
そんな時でも詩織は昨日からの流れか周りに居る女子達の胸に目が移る。

「ああぁぁ・・・おっぱいぃ・・・」

そんな事を呟いていると

「武上!おい武上!」

担任の男性教諭が詩織を呼んでいた。
だが詩織はいまだ『おっぱい』と呟き続けていたので

コツッ!

担任が詩織のところまでやって来て出席簿で軽く頭を叩く。

「武上!まるで野郎共みたいな事を言っているんだ」
「えっ・・・あっはい!先生」
「『あっはい』じゃないだろ!それより武上」
「はい何でしょうか?」
「三時間目終了後に校長室へ呼び出しが来ているから来るように」
「えっ校長室ですか?」
「そうだ武上ぃ!何かしでかしたか?」
「別に疚しい事は・・・分かりました」

こうして担任が詩織に言付けを貰うとそのままホームルームは終わる。
そして何事もなく三時間目まで終わると

「それじゃ・・・校長室に行くかな」

詩織は担任からの言付けに従い校長室へと向かう。
その途中で

「あれ?詩織ぃ」
「あっ莉緒・・・莉緒はこれから何処に?」
「私は校長室に呼び出されてこれから行くところだけど」
「えっ!偶然だねぇ・・・私も呼び出されて校長室に向かうんだけど」
「えっ本当・・・それじゃ一緒に行こう」
「良いねぇ!そうしよう」

こうして詩織と莉緒は二人で校長室に向かう。
そして校長室の前に到着すると扉をノックする。

トン!トン!

「二年B組武上詩織!先生から呼ばれて来ました」
「二年C組里見莉緒!同じく呼ばれて来ました」
『どうぞ入り下さい』
「「失礼します」」

校長からの声で二人は扉を開けて校長室に入る。
そこには校長先生(男性)と共に何故か別の学園の先生である井村先生がソファーに座っていた。
詩織と莉緒は井村先生に一礼すると校長の前に揃って立ち尽くす。

「どうやら揃ったようだね」
「ところで校長先生?私達に何の御用でありますか?」
「まさか私達が何かやらかしたんでしょうか?」
「いやいや実は二人に特別な用事があって今日来てもらったんだが」
「はい・・・」
「はあぁ・・・」
「で今回の用事の件だがそこの井村笙子さんに聞いて欲しいので宜しいでしょうか」

詩織と莉緒はそう言われ改めて井村先生の方に身体を向ける。
すると井村先生も立ち上がり

「初めまして井村学園の養護教諭をしている井村笙子と言います・・・よろしくお願いいたします」

二人に挨拶をする。

「初めまして第四中学2年B組武上詩織です、よろしくお願いいたします」
「同じく2年C組里見莉緒です、よろしくお願いいたします」

二人もそう言って挨拶を返した。
お互い一通り挨拶を終えると校長が三人をソファーに座らせる。
そして詩織と莉緒が長椅子に井村先生と校長が反対側の一人掛けの椅子に座ると井村先生が語りだし本題に入る。

「わたくし井村笙子は近隣での祭り事を仕切っており度々我が井村学園の生徒達を手伝わせたりしていたのですが近隣の方々が他の学校の生徒にも手伝わせみてはどうかと話が出て」
「それで我が学校に白羽の矢が立ったのですそこで貴女方お二方にその祭り事の手伝いをお願いしたいと思いこれに至った訳です」

井村先生と校長の話を素直に聞いていた詩織と莉緒。

「お手伝いって事なら喜んでお引き受け致します」
「私も喜んで」

二人は井村先生からの提案を快く引き受ける。
すると井村先生が立ち上がり

「それでは早速で申し訳ないですけど私の祭り事の場をお二方に見て欲しいのですが」
「えっ?でも私達テスト前の期間中ですし」
「今から学校を抜けるのは」
「大丈夫です校長先生から許可を得ているので」
「それなら」
「分かりました」

と話が付くと直ぐに井村先生は詩織と莉緒を連れて学校を出て行く。
そして井村先生は二人を車に乗せて着いた先は

「あれ?此処って・・・」
「お母さん達が集まっていた所じゃん」
「しかも倫子さんも居た所だし」

そう・・・
二人が母親を見かけたり倫子と出会った所・・・
そして詩織が加奈とぶつかった所でもあった。
そして二人を乗せたまま車は建物に入ると直ぐに車を止めると

「それじゃここで降りてもらって中に入ってもらえますか」
「はっ!はい」
「分かりました」

井村先生は二人を車から降ろし更に建物の中へと誘い入れる。
そして三人はそのまま建物の中を進み階段を降りて行くと

『イムラーン!・・・』

『イムラーン!・・・』

『イムラーン!・・・』

女性達の声で『イムラーン』と唱える声が聞こえてくる。

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