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邪淫女神イムラーン
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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邪淫女神イムラーン 108

加奈の問いに桜は思わず立ち上がり

「わっ!私も・・・一番加奈様を愛しているのは私だって友記様の前でも言えるわ」

顔を赤らめながら言い切った。
桜の答えに加奈は一瞬驚くがすぐに笑みを浮かべると加奈も立ち上がり桜を抱き締める。

「嬉しい・・・桜ちゃんがここまで私の事を思っているなんて女冥利に尽きるわ」
「ありがとうございます加奈様・・・でも加奈様は女でしたっけ?」
「あっ!そっか・・・私は女でもあるし男でもあるからイムラーン冥利だわ」
「もう加奈様ったら」

話し合う内に桜にも笑みがこぼれる。
そんな桜を見て加奈も一安心だと思い安堵する。

「それじゃ桜ちゃん」
「何ですか加奈様?」
「とりあえず今後の事を先生と話し合おう」
「はい加奈様・・・分かりました」

加奈は今後の桜の為に井村先生に報告し指示を仰ぐ事にした。
そして井村先生に報告し此方に来る間に加奈は桜に気になる事を聞いてみる。

「桜ちゃん・・・」
「何ですか加奈様?」
「その・・・桜ちゃんもイムラーンになるのだから『様』付けは止めない?」
「いいえ加奈様!私は何時までも心の中では加奈様の栓女で居たいので『様』付けは止めるつもりはありません」
「やっぱり・・・そうなるのね」
「はい!加奈様は何時までも加奈様です」

こうして加奈と桜が話し合っていると井村先生がやって来る。

トン!トン!

『加奈様に桜さん入ります』
「あっはい!どうぞ」
『失礼します』

井村先生はノックをして加奈の許可を待って扉を開け部屋へと入ってゆく。
そして加奈と桜は井村先生に事の顛末を話し桜の痣を見せると

「嘘でしょう・・・」

井村先生は一瞬驚くがすぐに冷静な表情を取り戻す。
そして井村先生は少し考えると

「それでは加奈様・・・そして桜様これから皆を呼びますのでお二方は先に例の場所に行ってもらいますか」
「はっはい!分かりました」
「分かりました先生それじゃ桜ちゃん行きましょ」
「はい加奈様」

こうして井村先生の指示で加奈と桜は例の歴代イムラーンの墓である霊廟へと向かって行った。
その道中で桜は友記や加奈に対して『様』付けで言っていたのに今度は自分に『様』付けで言われたのだから何か落ち着かない。
そんな桜に加奈は優しく語りかける。

「どう?初めて『桜様』って呼ばれた感想は?」
「何か落ち着かないです・・・」
「でしょう!だからこの機会にお互い・・・」
「いいえ!私は今まで通り加奈様と呼ばせてもらいます!私はあくまで加奈様の栓女だと思ってますから対等に扱わないて下さい」
「そんな不公平だ」
「良いんです他が何と言おうとも私達の関係は今まで通りなんだから」
「はぁ・・・桜ちゃんたら」

二人は楽しそうに語り合いながら例の場所へと向かって行く。
そして加奈と桜は先に歴代イムラーンの墓がある霊廟に入ると

「ねぇ桜ちゃん私達早く来ちゃったから少し見て行かない?」
「それは良いですけど・・・お墓を見て回るなんて趣味悪くありません?」
「良いじゃない!それに死体とは言え歴代のイムラーンや栓女達はみんな綺麗に残っているし第一全員可愛いじゃない」
「それはそうですけど・・・」
「それじゃ行きましょ桜ちゃん」
「はっはい!加奈様」

加奈の提案で二人でお墓を見て回る事にした。
墓とは言え実際は何百もの蓋の無い石棺に抱き合ったイムラーンと栓女の死体が腐敗もミイラ化もせず生きていた時の姿のまま入っているだけだ。
そしてよく見ると抱き合ったままとキスしていたりお互いの爆乳乳房を吸い合っていたりと見ていて中々面白い。
その中で二人はある大きな石棺に興味を持つ。
それは二組のカップルが入った石棺だったがそこにはイムラーン同士が片腕を背中に回してキスをしたままもう片方の腕で栓女の乳房を揉んでいる。
そして栓女同士もお互いがキスしたまま両手は目の前のイムラーンの乳房を揉んでいたのだ。
このような石棺の中に桜が思わず

「何かこの娘方は後の私と加奈様を見ているかの様ですね」

中の様子に桜は自身と重て見ている。
そんな桜の話を加奈は聞きながら中をじっくり見て

「何か皆が仲良しで羨ましいじゃない」

と中の者達を羨ましいと感じていた。
すると井村先生が友記と彩芽を連れてやって来る。

「さっ・・・桜ちゃんどうなっちゃったの?」
「桜さんは栓女の筈じゃ」
「あっ!友記様に彩芽さん・・・私も何が何やら・・・」

友記と彩芽は井村先生に桜の状況を聞かされ桜はどう返答しようかわからずにいた。
ところが井村先生は色んな事を一切がっさい無視して

「それでは皆さん・・・祭壇へと上がって下さい」
「えっ!ちょっと待って」
「あっ?あれ・・・」
「先生!ちょっと」
「あのまだ桜さんの返答が」

友記達を祭壇へと上がらせる。
友記達も井村先生に煽られ無理矢理祭壇へと上がって行った。

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