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女刑事特殊課
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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女刑事特殊課 43

ズプッ! ズプッ! ズプッ!
ゆっくりと力強いピストンが霧島の胎内で動き回る。
百合のチン○は決して大きくないが太さがあり、膣の入口付近の圧迫感がたまらない。
特殊課で日頃から性的訓練を積んでいる霧島たちと違いテクニックも拙いが、その分優しく素直で丁寧だ。
霧島の小さめで少女のような性器にはこういう実直なSEXが似合っているのだろう。
百合のピストンに酔いしれて霧島はいつしか歓喜の声を上げていた。

百合「どう? 私の○ンポの味は…?」
霧島「あふううッ!! 百合のオ○ンポいいッ!! とってもいいッ!! …むぐぅ――ッ!!」

感極まった霧島は激しい口づけを交わした。上と下の口でねちゃねちゃと湿った音がする。
キスするたびに感じている百合のイチモツが胎内で大きくなってゆくのがわかってたまらなく愛おしい。

霧島「出してッ!! 私にも中出ししてッ!!」
百合「…ほんとにいいの?」
霧島「ああんっ! 百合を身体の一番奥で感じたいのよっ!! 思いっきりぶちまけてぇ!!!」

ビシャッ!! ビシャアアッ!! ドクドクドクッ…!!!
胎内に百合の熱い迸りを感じながら、霧島はがくがくと痙攣して逝き果てた。

数時間後。
百合の胸に顔を埋め、霧島はすやすやと寝入っている。
愛のあるSEXで癒されることによってようやく訪れた平穏であった。
霧島の頭を優しく撫でながら、百合もいつになく心の安らぎを感じていた。

(今日はやっぱり霧島さんのところに来てよかったわ…)

自分にも普段から付き合っているパートナーがいる。
しかし、すっかり精神的に追い詰められて酒に逃避している霧島を救うためにはこれがベストだと確信していた。
彩花にせがまれて勤務中にSEXを楽しんだこともあるし、百合は要するに『頼まれると嫌と言えない』ヤリマン的性格なのだった。

霧島「う…うーん…。百合…百合…どこ…?」

翌朝。霧島が目覚めた時、百合はもう部屋にいなかった。
起きだしてみるとテーブルの上には食事が作ってあり、手紙が置いてある。

『霧島さんへ
 昨夜はお疲れ様でした(てへぺろ) とっても素敵だったYO!!
 あんまりぐっすり寝ていたので 起こさずにこっそり帰りますネ(私のダーリンも心配してるし…)
 食事を作っておいたから ちゃんと食べるんだゾ!!
 あ、そうそう! 実は東都課長から荷物を預かってきたので ソファの上に置いておきます
 元気出してね(ハート)           貴女の百合より』

霧島は百合の優しい思いやりが胸に迫って涙が溢れた。

(自分にはまだこんな素敵な仲間がいる!)

…そう思うだけで前向きな気持ちになれるのだった。
百合の作ってくれた食事を平らげると、霧島はさっそくソファの上の荷物を取り出した。
小さなダンボールだが、ずっしりと重みがある。
開けてみるとよく整備された拳銃が一丁と手紙が入っていた。

『霧島さんへ
 貴女がこれを読んでいるということは、きっと私の身に何かあった時ね。
 私には家族がいないから、もしも遺品整理された時、これが貴女の手に渡るように指定してメッセージを託します。
 何故かって? 一体、何故でしょうね…。
 正直、私から愛する夏美を奪った貴女が憎いという気持ちはあります。
 でも私がいなくなったら、夏美のことを頼めるのは貴女しかいません。
 お願いです。私の代わりに私の夏美を、そして産まれてくる新しい生命を守ってあげて下さい!!
 3人でいつまでもお幸せに…。            神田寧々』

霧島「寧々…。あなたって人は、そこまで夏美のことを…!!」

寧々の手紙を読んだ霧島は猛烈に感動した。
百合と寧々、2人の仲間が自分に寄せてくれる信頼と愛情を感じて、霧島は再び全身に力がみなぎってくるのを感じていた。

そして霧島はいきなり散らかった自室をさらに散らかし始めた。
ベッドのシーツを剥ぎ取り、ベッドの下を覗き込み、花瓶をひっくり返し、トイレのフタを開けてみる。
しばらくするうちにテーブルの裏に貼り付けられた盗聴器を発見した。

(やっぱり…!! こちらの動向が筒抜けだったのはこういう細工があったのね!!)

元々捜査一課の手ぬるい捜査方法に不審なものを感じていた霧島だったが、こんなものまで仕掛けられているということは…。
神谷グループだけでなく何かもっと大きな陰謀が動いていることを予感させる。
霧島は盗聴器を外すと、それに向かって直接呼びかけた。

霧島「神谷! 聴いてるんでしょ?! 私は逃げも隠れもしないわ! 直接会って決着をつけようじゃないの!! 明日深夜2時、晴海埠頭公園で待ってるわよ!!」

決死の覚悟を決めて霧島は盗聴器の向こうに呼びかけ続けた。

第3部 完

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