女刑事特殊課 38
夏美「はあ…はあ…」
寧々「ふ―っ…ふ―っ…」
2人とも肩で息をしている。
周囲には気絶した用心棒の山が出来上がっている。残った連中は遂にナイフを取り出して突きかかった。
用心棒O「うおおおおおお――ッ!!」
用心棒P「どりゃああああ――ッ!!」
用心棒Q「死ねや―――ッ!!!!」
夏美は相手のナイフを叩き落し、膝蹴りを腹に叩き込んだ。そしてその身体を次の1人に叩きつける。
寧々は相手の腕を掴んだまま後ろに倒れ込み、華麗に巴投げを決めた。
夏美「ううっ!!」
寧々「夏美、どうしたの?!」
一人のナイフをかわしきれず、夏美は左腕を押さえた。押さえる手の間から血が滲む。
神谷「ふっふっふ。ちょいと遊んでやろうと思ったんだが、お前たち、なかなかどうしてやるじゃないか」
いつの間にかやってきた神谷が2人の前に姿を現した。
寧々「神谷! アンタを捕まえればこの事件も一挙解決だな!!」
ダッと飛び出し、神谷目がけて飛びかかっていく寧々。
しかしまったく動じない神谷はすーっと手を挙げて手下に合図を出した。
神谷「…物事がそんなに上手くいくとお思いかい?!」
プシュッ!!
空気を裂く鋭い音と共に寧々が短く呻いて倒れ込んだ。
夏美「寧々どうしたのっ?! ううっ!!」
駆け寄ろうとする夏美も突然がくんと力尽きる。
倒れた2人の首筋には麻酔弾が突き刺さっていた。命中した瞬間に針が飛び出し、その衝撃で麻酔薬が注入される仕組みである。
車の前輪をバーストさせた犯罪グループの狙撃員が2人を狙ったのだ。
神谷「お前たち、いつまで寝てやがるんだ! とっととこの2人を調教ルームに運ぶんだよ!!」
よろよろと立ち上がる用心棒たち。そこへ大型ワゴン車がやってくる。
犯罪グループは夏美と寧々を抱え上げて車の中へ押し込むとそのまま連れ去っていった…。
そして場面は再び霧島に。
霧島はやっと見つけた交番で警察手帳を見せ、呼んでもらったパトカーで警視庁にたどり着いていた。
独断専行、それも捜査一課のメンツを丸潰れにするような行動に東都が怒り狂う姿が目に浮かんだが、霧島にとっては彩花を取り戻したことの方がずっと重要だった。
とにかく彩花の身体のことが心配だ。早く警察病院に入れなければならない。
霧島はさっぱり状況が掴めないでいる彩花を職員に任せ、廊下のソファに座って一服入れた。
普段はタバコなどあまり吸わない霧島だが、『久我山レイラ』を演じるために小道具として持っていたメンソールタバコに火を点ける。
霧島「ふ――ッ…」
こういう時の一服は実に美味いものだ。
張り詰めていた緊張が解けると、夏美のことを思い出した。
霧島「夏美の方も上手くやってくれたよね…?」
プルルル…。プルルルル…。
携帯を取り出して夏美に電話をかけてみる。
しかしいくら鳴らしても出ない。そのうち留守番電話サービスに切り替わった。
霧島「私だけど…。夏美、そっちは無事なの?! 早く連絡ちょうだい。心配してるのよ…」
夏美は空手の有段者だし、あんな用心棒風情にやられるとは思えない。ましてや屈強な柔道ファイターである寧々もついている。
(まさか…まさか…そんなことないよね…夏美!)
霧島の心の中には新たな不安の芽がどんどん膨らんでくるのがわかった。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
同時刻。都内某所の高級マンション。
ここは神谷グループのアジトである調教ルームである。
20畳はあろうかという完全防音の密室で、捕らわれた夏美は神谷の手下のふたなり達に輪姦されていた。
口も、マ○コも、肛門も、穴という穴を埋め尽くされ、既に白濁液にまみれている。
手下A「…ハァッ! ハァッ! おらおらおらおら!! もっとケツ振れよ!!」
手下B「こいつのケツの穴…超締まる…やべぇッ! もう出そうだ!!」
手下C「ほらほら、もっと喉の奥までチン○飲み込めや!!」
夏美「ん"む"う"う"う"ッ…。ふん"お"――ッ!!」
悶え続ける夏美の股間からいきり立つイチモツ。手下の1人はそれをむんずと掴んだ。
手下D「こっちもすっかりビンビンじゃねーかよ! たっぷりと搾り取ってやるぜ!!」
ガシュ、ガシュ、ガシュ!!
亀頭も擦り切れんばかりの勢いでしごきまくる。
ズビュッ! ズビュウウッ!!
合成麻薬を注射されて感じやすくなっている夏美の○ンポはあっという間に達してしまい、どくどくとザーメンを吐き出した。
大きく上下しながらとめどもなく出続ける。たちまち床が真っ白に染まってゆく。
寧々「やめろッ!! やめろおおおぉッ!! あたしの夏美に手を出すんじゃぁないッ!!!!」
怒りの叫びが響き渡った。
しかし素っ裸にされて手足を鎖と拘束バンドでがっちり固定された宙吊り状態では虚しい抵抗である。
そして寧々のイチモツも雄々しく天を向いて屹立していた。
愛する夏美の生々しいレイプ現場を見せつけられては股間が反応してしまうのも当然だろう。