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女刑事特殊課
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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女刑事特殊課 16

第2部 崩壊への序曲

ここは警視庁の女子トイレの個室。霧島が便座に座っている。

霧島「はぁ…はぁ…はぁ…」

スカートとパンツを下ろすと、まるでバネ仕掛けのようにチ○ポがビン! と飛び出してきた。
そのチン○には、なんとコックリングが嵌められていた。
革ベルトと金属製の5連リングが組み合わさったタイプで、ペニス全体を拘束している。
勃起すればするほどリングが根元やカリ首をぎゅうぎゅう締めつけるので射精したくても出来ないようになっているのだ。

ズププ…ッ。がしゅっ! がしゅっ!
マ○コの穴に指3本を出し入れしながら自分で竿を擦り上げ、カリ首に爪を立てる。
絶頂寸前まで自分をいじめ抜いて、寸止め状態で放置。そのままの状態で必死に我慢するのだ。

霧島「…はぁおおおお〜〜〜っ!」

あれ以来、すっかり世話女房気取りの夏美は毎日のように霧島のマンションに通ってくる。
最近では人目をはばからず霧島にべたべたするようになってしまった。
何度もベッドを共にするうちに霧島は秘めたマゾ性を見抜かれてしまったようで、

『大好きな先輩のザーメンを私だけの物にしたいの…』

とせがまれ、こんなコックリングまで嵌められてしまったのだ。
ベルトの根元には南京錠がかけられ、鍵なしで射精することは不可能である。
鍵は夏美が持っている。外してもらえるのは1週間に1回、土曜日の晩だけだ。
精力絶倫のふたなりにとってはかなりの拷問、といっていい。
最初は一人の相手に縛られることに抵抗していた霧島だったが、この寸止めオナニーにハマるうち、射精管理されることを快楽の手段として受け入れる気になっていた。

今日も出勤早々、射精したくても出来ない苦しみとマゾヒスティックな快感に酔いしれているのである。

ようやくトイレを出た霧島は鑑識課を訪ねた。
鑑識課には御子神遥(みこがみ・はるか)がいる。
霧島とは警察学校の同期であり、同じふたなり同士ということで、気兼ねなく話せる間柄であった。
痩身で長い髪を後ろで束ね、黒縁メガネをかけた遥は、霧島を出迎えると淹れたてのブラックコーヒーの入ったビーカーを勧めた。

遥「ひさしぶりね、麻里絵。今日は一体どういう用件?」
霧島「彩花誘拐事件の捜査なんだけど…鑑識課で最近何か証拠品を鑑定してない? 捜査一課は極端な秘密主義で捜査状況も何も教えてくれないのよ」
遥「こっちには何も来てないわよ。指紋のついた遺留品とかも全然回ってこないし」
霧島「あれから2ヶ月も経つのに何も情報が入ってこない。捜査してるのはポーズだけで実は何もしてないんじゃないか…って気がするのよ」
遥「まさか! そんなはずないでしょ?」
霧島「特殊課の私たちは捜査班から外されてるからおおっぴらに動けないし、何か情報が入ってないかと思って来たんだけど…」
遥「ごめんね麻里絵。力になれなくて…」
霧島「いいのよ、遥。コーヒー美味しかったわ」

鑑識課を出て廊下を歩きながら霧島は考えた。

(おかしい…何か変だ! この事件にはきっと裏がある!)

霧島の刑事としての勘がはっきりそう言っている。
そして今度は片桐恵美が収容されている留置場へと向かった。
恵美は霧島のSEXテクニックに篭絡されて自分の罪を認めている。
現在、これから行われる裁判に備えて拘置所に移送されるのを待つ日々であった。
霧島は恵美を連れ出して取調室で2人っきりになると話を切り出した。

霧島「あなたに聞きたいことがあるの」
恵美「まだ何かあんの? 知ってることはもう全部喋ったわよ?」
霧島「ウソ! あなたは自分の罪状は全部認めたけど、肝心なボスのことは殆ど喋ってない。神谷は何処にいるの?!」
恵美「仕事がある時に神谷さんから連絡がくるだけで、本当に知らねえんだよ」

恵美は頬に手をついて横を向き、うんざりしたように言う。

霧島「彩花が誘拐された時、駅の防犯カメラに映っていた犯人の1人が神谷のモンタージュ写真と似ているの。お願い! 何かヒントでいいから教えて! 彩花を救いたいのよ!!」
恵美「…あたしに仲間を売れってのか?」
霧島「もちろん、交換条件は出すわ。あなたはこのまま裁判を受ければ懲役5年以上の実刑を受ける。もし情報をくれたら裁判所に働きかけて減刑してあげるし、服役する場所も、凶悪犯が送られる北海道の特別収容所じゃなくて普通の刑務所にしてあげる! だから…」

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