TS込みのハーレムで、二重寝取りあり 1
ララ・サタリン・デビルークは、最近のリトに不信感を抱いていた。
最近妙に、余所余所しいのだ。それはララに限らず、彼の周辺の女性に対して同じ。
(アイツが現れてからよね)
その人物は高敷悠人といい、中々の美少年であった。
リトと同い年くらいだが、何処の学校の生徒かは不明。
その美貌で、女性にもてる様だが、男友達も多いようだった。
両刀がとも思ったが、リトに話を聞いた時は、
悠人は、相当な女好きとの事だった。
(リトが嘘ついてるように見えなかったし、リトとそう言う関係って訳じゃないよね)
とそんな事を思っていた。
リトと関係がある。その考えは間違いじゃなかった。
悠人の自宅は、そこそこの一軒家である。両親とは離れて暮らしている。
その家のリビングに悠人とリトがいた。
「じゃあ始めようかリト、いや……」
悠人は手をかざすと、リトは光に包まれ、
「梨子ちゃん」
ころころダンジョくんを使った時と同じ状況、つまり女体化した。
そして二人は、裸になると悠人が梨子を押し倒す形で、セックスを始めた。
高敷悠人と言う男は、いわゆる超能力者である。
テレパシー、サイコキネシス、透視、予知、瞬間移動、千里眼など、
あらゆる超能力を使いこなせ、最近は魔法も学んで使えるようになっている。
そんな彼は、度し難い女好きで、気に入った女性は容赦なく手に入れる。
中でも好むのが、TSの女性、元男の女性だった。
ただ通常の性転換手術ではなく、彼の超能力によって完全な女体化した存在である。
彼は、女性だけでなく、女体化したら美人になりそうな男性にも声をかけ、
女体化させて、楽しんでいた。
悠人は、セックスの際も超能力を使い、感度を上げ、
強力な快楽を与える。
「ひゃああ……これしゅごい……」
「ふふ、梨子ちゃんたらもうこんなに濡れてる」
とくに元男は未知の快楽であるゆえに、普通の女性以上に悶える。
悠人は、その反応を見るのが大好きだった。
(これだからTS女子は最高だぜ)
そう思いながら、正常位で繋がり激しく腰を振りつつ、
胸を揉んだ。
「あ、ひゃん」
胸を揉まれただけでも感じてしまう梨子。
「梨子ちゃんったら、もうすっかり女になってるね」
「ちが……違うもん……」
そう否定するも、既に悠人に犯され、すっかりメスの顔をしている梨子。
(可愛いなぁ)
そんな梨子の顔を見ながら、更に激しく腰を振り続ける。
その後二人は何度も体位を変えつつセックスを続け、
「ああっ!あん!イクゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
梨子が何度目かの絶頂を迎えると、同時に悠人も何度目かの射精した。
(ああー相変わらず最高の抱き心地だな)
と思いつつ、
「なあ、梨子ちゃん、例の話考えてくれた?男に戻らず、女のまま……」
「………」
気絶しているようで返事はなかった。