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イケナイ関係
官能リレー小説 - 二次創作

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イケナイ関係 1

「フーン...ここの紅茶は良い香りね。心が落ち着くわね。」
ある日の喫茶店で紅茶を飲んでいる女性がいた。彼女の名前は峰不二子である。彼女はとある仕事終えて、少しの間、仕事のない期間ができたために、一人の時間をじっくり味わっていたのである。

「あの...すみません。もしかして、峰不二子さんですか?」
「えっ?」
不二子は紅茶を味わっていると、声をかけられ、振り向くと二人の男女がそこに立っていたのである。

「あら...あなたたちは...」
「お久しぶりです...あの時に助けてもらった子供うちの一人の晴斗です。」
「お久しぶりです...あの時は助けていただきありがとうございます。瑠奈です。」
二人の男女は挨拶をして、頭を下げていた。
「あの時の子供たちがこんなに大きくなったの。さあ...座って、少しお話ししましょう」
不二子はテーブルの空いている席に二人を座らせようとしていた。
「それじゃ...失礼します。」
「失礼します。」
晴斗と瑠奈の二人は不二子に誘導されるかのように座っていく。
「それにしても、こんなところで、あの時助けてくれた不二子さんがいるとは思わなくて、びっくりしました」
「本当です…不二子さんがいなかったら、今頃私たちどうなっていたか…本当に感謝しても仕切れないです」
「フフ…ありがとう。びっくりしたのは私もよ。まさか、あの時助けた子供達のうちの二人がこんなに大きくなって、こんなところで会えるとは思わなかったわ。」
不二子は二人を見ながら、あの時のことを思い出していた。

回想
峰不二子はとある仕事の依頼で重要機密を盗む依頼を受けて、闇組織のアジトに潜入をしていたのである。そして、重要機密を手に入れた不二子はアジトから脱出しようと走り回っていたのである。その途中どこからか複数の声が不二子の耳に聞こえてきたのである。
「お母さん…お父さん…どこにいるの…」
「えーん…ママ…パパ…どこ…」
「だ…誰か…助けて…」
複数の男女の子供らしき声だった。声からは不安な恐怖が伝わっていたのである。
「この声はどこからかしら…小さい子供たちの声みたい。まさか、どこかで監禁されているのかしら?」
不二子は声が聞こえる方に走り出していた。すると、金属状の鍵がかかった牢に囚われている子供たちを発見していたのである。
「はあはあ…ここに居たのね。大丈夫かしら…」
「お姉ちゃん…誰?」
「お願い…ここから出して…」
「私のことはどうだっていいわよ。今は、ここから抜け出さないと、少し離れていてちょうだい。危ないから…」
「バン!」
不二子は子供たちを扉から離れるように促すと、太腿のフォルダーからピストルを取り出し、金属錠の鍵をピストルを壊して、扉を開けていく。

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